雑誌「ゲンロン2」を読了。
東浩紀が編集長の批評誌です。「ゲンロン1」も読みましたが、2のほうが面白かったし、読みやすかったです。
今回はだいたいどれも興味深かったのですが、中でも印象に残ったのは、「神は偶然にやって来る」(千葉雅也+東浩紀)、「他の平面論」(黒瀬陽平)、「ダークツーリズム入門」(井出明)、「独立国家論」(速水健朗)、「ロシア語で旅する世界」(上田洋子)でした。知らないことが多く、いろいろと考えさせられる部分がありました。
もちろん、筒井康隆や中沢新一とへのインタビューも示唆に富んでいました。
また、この雑誌はロシアのことに強く、ロシアについての新しい知識が得られます。読んで、ロシアってとても奥深いなあと思いました。
それにしても「神は偶然にやって来る」のメイヤスーの著書『有限性のあとで』も原書より10年遅れの和訳出版、クレイグ・オーウェンスの「アレゴリー的衝動」は1980年の作品。世界水準の思想は、日本語ではかなりの後追いなんですね。
「ゲンロン3」はいつ出版されるのかな。この雑誌を読むとかなりの頭の体操になるので、次も読むつもりです。
天気も体調も良好です。
東浩紀が編集長の批評誌です。「ゲンロン1」も読みましたが、2のほうが面白かったし、読みやすかったです。
今回はだいたいどれも興味深かったのですが、中でも印象に残ったのは、「神は偶然にやって来る」(千葉雅也+東浩紀)、「他の平面論」(黒瀬陽平)、「ダークツーリズム入門」(井出明)、「独立国家論」(速水健朗)、「ロシア語で旅する世界」(上田洋子)でした。知らないことが多く、いろいろと考えさせられる部分がありました。
もちろん、筒井康隆や中沢新一とへのインタビューも示唆に富んでいました。
また、この雑誌はロシアのことに強く、ロシアについての新しい知識が得られます。読んで、ロシアってとても奥深いなあと思いました。
それにしても「神は偶然にやって来る」のメイヤスーの著書『有限性のあとで』も原書より10年遅れの和訳出版、クレイグ・オーウェンスの「アレゴリー的衝動」は1980年の作品。世界水準の思想は、日本語ではかなりの後追いなんですね。
「ゲンロン3」はいつ出版されるのかな。この雑誌を読むとかなりの頭の体操になるので、次も読むつもりです。
天気も体調も良好です。
