ジャレド・ダイアモンド著「銃・病原菌・鉄(下)」を読了。
「銃・病原菌・鉄(上)」を読んだのは、2012年10月のこと(自分のブログを検索するとすぐわかるのでほんと便利。ブログは自分の記憶代わりだと思っています)。面白い部分もあったけれど、データが多くて読みにくい感じもあって、下巻に手が伸びるまでかなり時間がかかりました。
下巻のほうが読みやすいと思いましたが、それでも同じことが繰り返し語られたりして、少し読み飛ばしたところもあります。
ただ、ニューギニアの話や、アフリカの話が面白かったです。ニューギニアってあまり興味がなかったけれど、かなり大きな島で日本の面積の2倍もあるそうです。そして言語数がひじょうに多い。山岳民族が独自の文化を保っている、などなど。
海洋民族のオーストロネシア人の大移動の話もまったく知らなかったので、とても面白かったです。東南アジアから、アフリカ沿岸のマダガスカル島まで行っていたのですね。すごいなあ。
アフリカは、鉄器をもった民族がサハラより南で隆盛を極め、他の民族を圧倒して支配を進めていったが、なぜか現在の南アフリカ共和国の部分には進まなかった。これは何故かということがわかりやすく説明してあってよかったです。鉄器をもたない別の民族だけだったため、オランダが攻め入って植民地化(入植)が簡単に起こったというのです。でも、それより拡大しようとしたとき、かなりの抵抗にあいました。
- 各大陸の広さの違い、東西に長いか南北に長いかの違い
- 栽培化や家畜化可能な野生祖先種の分布状況の違い
が、長い歴史のなかで文明の発達、技術の発達に大きな違いを与えたポイントでした。
確かにためになる本でしたが、こんなに長くずらずらと書かずに要点だけ書いてくれたら、もっと薄くて読みやすくなったのにと思いました。
体調は良好です。
「銃・病原菌・鉄(上)」を読んだのは、2012年10月のこと(自分のブログを検索するとすぐわかるのでほんと便利。ブログは自分の記憶代わりだと思っています)。面白い部分もあったけれど、データが多くて読みにくい感じもあって、下巻に手が伸びるまでかなり時間がかかりました。
下巻のほうが読みやすいと思いましたが、それでも同じことが繰り返し語られたりして、少し読み飛ばしたところもあります。
ただ、ニューギニアの話や、アフリカの話が面白かったです。ニューギニアってあまり興味がなかったけれど、かなり大きな島で日本の面積の2倍もあるそうです。そして言語数がひじょうに多い。山岳民族が独自の文化を保っている、などなど。
海洋民族のオーストロネシア人の大移動の話もまったく知らなかったので、とても面白かったです。東南アジアから、アフリカ沿岸のマダガスカル島まで行っていたのですね。すごいなあ。
アフリカは、鉄器をもった民族がサハラより南で隆盛を極め、他の民族を圧倒して支配を進めていったが、なぜか現在の南アフリカ共和国の部分には進まなかった。これは何故かということがわかりやすく説明してあってよかったです。鉄器をもたない別の民族だけだったため、オランダが攻め入って植民地化(入植)が簡単に起こったというのです。でも、それより拡大しようとしたとき、かなりの抵抗にあいました。
- 各大陸の広さの違い、東西に長いか南北に長いかの違い
- 栽培化や家畜化可能な野生祖先種の分布状況の違い
が、長い歴史のなかで文明の発達、技術の発達に大きな違いを与えたポイントでした。
確かにためになる本でしたが、こんなに長くずらずらと書かずに要点だけ書いてくれたら、もっと薄くて読みやすくなったのにと思いました。
体調は良好です。
