フィリップ・グラスが生バンドを従え、あの名作映画「コヤニスカッツィ(Koyaanisqatsi)」をスクリーンに上映しながら、83分間すべて演奏するというライブがあると知り、チケットを買って楽しみにしていました。
場所はアムステルダムのハイネケン・ミュージックホール(HMH)でした。すべて椅子席で指定でしたので、ゆっくりと見ることができました。
映画「コヤニスカッツィ」は日本でずいぶん昔に見たことがあり、そのときはかなり衝撃的に感じました。
始まったときはテンポが遅く感じられ、こんなんだったかなと思いましたが、中盤に差し掛かり、高速道路の映像や人混みの映像などどんどん高速で展開していくころには、なじみの音楽のテンポのよさも手伝って、ちょっとトランスのような気持ちよさを感じました。
映画自体は、テクノロジーの急速な進歩、機械のように同じことをどんどんやり続ける仕事形態、自然破壊、憔悴した顔の人々など、いろいろなメッセージを読み取ることができます。
観客は中年以上の人が大半でしたが、若い人もちらほらといました。
ステージの上のミュージシャンたちはかなり高齢な様子。なんといったって、フィリップ・グラス自身、もう79歳ですからね。
映像的には封切り時は1982年ですが、その後同じような映像が世界中にあふれているので、あまり感動はないかも。音楽的にも同じことは言えるでしょう。でもこの二つが重なると、それなりの良さは初めて見た人にも伝わったのではないかと思います。
私は、当時の感動を知っているので、ノスタルジー的に、とても楽しめました。あのころは高層ビルの倒壊していく様の映像なども目新しく、びっくりしたものでした。
広い会場だったので、後ろのほうではスクリーンが小さくていまひとつだったのでは、と思います。
会場は見渡す限り満席でした。
場所はアムステルダムのハイネケン・ミュージックホール(HMH)でした。すべて椅子席で指定でしたので、ゆっくりと見ることができました。
映画「コヤニスカッツィ」は日本でずいぶん昔に見たことがあり、そのときはかなり衝撃的に感じました。
始まったときはテンポが遅く感じられ、こんなんだったかなと思いましたが、中盤に差し掛かり、高速道路の映像や人混みの映像などどんどん高速で展開していくころには、なじみの音楽のテンポのよさも手伝って、ちょっとトランスのような気持ちよさを感じました。
映画自体は、テクノロジーの急速な進歩、機械のように同じことをどんどんやり続ける仕事形態、自然破壊、憔悴した顔の人々など、いろいろなメッセージを読み取ることができます。
観客は中年以上の人が大半でしたが、若い人もちらほらといました。
ステージの上のミュージシャンたちはかなり高齢な様子。なんといったって、フィリップ・グラス自身、もう79歳ですからね。
映像的には封切り時は1982年ですが、その後同じような映像が世界中にあふれているので、あまり感動はないかも。音楽的にも同じことは言えるでしょう。でもこの二つが重なると、それなりの良さは初めて見た人にも伝わったのではないかと思います。
私は、当時の感動を知っているので、ノスタルジー的に、とても楽しめました。あのころは高層ビルの倒壊していく様の映像なども目新しく、びっくりしたものでした。
広い会場だったので、後ろのほうではスクリーンが小さくていまひとつだったのでは、と思います。
会場は見渡す限り満席でした。
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