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今年もロッテルダム国際映画祭の時期がやってきました。
今回は月曜日の午後から夜にかけて、3本の映画を見ることにしました。
まず最初の映画が、日本映画の「三泊四日、五時の鐘」です。こちらでは、「Chigasaki Story」というタイトルでした。
茅ケ崎の歴史のある旅館に夏のアルバイトとして勤める大学生のトモハル。彼の考古学ゼミの友人たちがこの旅館にゼミ合宿で訪れます。同じ時期に、この旅館のオーナーの娘で最近結婚したリサが勤めていた会社の同僚二人マキとカリンがリサの結婚パーティのためにこの旅館を訪れ滞在します。大学生の若者たちと引率の先生、20代だと思われる同僚二人が繰り広げる人間模様を茅ケ崎の海岸沿いの風景を背景に撮ったエンターテインメント映画です。
監督は日本映画大学4年生の三澤拓哉。エグゼクティブプロデューサーが杉野希妃で、マキ役でも出演しています。
杉野希妃といえば去年もこのロッテルダム国際映画祭で彼女がプロデューサーとしてかかわり出演もしていた映画「Au Revoir L'été(ほとりの朔子)」を見ました。このときは彼女がロッテルダムに来ていて、映画上映前に挨拶もしていました。
映画自体ですが、大学生ぐらいの年齢の人が見るには共感できて楽しく見れるのでしょうが、私にはなんかものたりなかったです。
日本国内をターゲットとした映画だから当然なんでしょうが、音楽がなんか安っぽくて、いまひとつでした。最初のシーンでかかるちょっとコミカルなありふれた曲も、日本映画ではときどきこういう曲を流して、シーンのコミカルさというか、コメディータッチな感じを強調するのをよく目にしますが、日本の映像にそぐわなくて、何でこの曲?と思います。タイトルの「5時の鐘」とあるように映画で突然「夕焼け小焼け」が流れるシーンが3回ほどあります。海に近い町などでは夕方の五時に町内放送の形でこの手の音楽を町全体に流すことを知っている日本人にとっては、シーンの意味が理解できますが、外国人には???でしょう。
若者たちとOLとのよくある人間模様、典型的人物像はよく描かれていて、娯楽として楽しめるけれど、感心するとか感動するとかいった類の作品ではありません。私が他に見た2作品がテーマ性のある作品だったせいか、この映画の訴えたいことなどを考えると何だったのかと思います。
まあ、ときには笑い声などを起こり、観客、特に若い観客が楽しんでいたようです。
前回の「Au Revoir L'été(ほとりの朔子)」にも大学の先生が登場しますが、この映画でも大学の先生がよく似た役回りで出てきて、なんか安易に感じました。
まだ若い監督だし、きっと同世代のパブリックにはもっと受けがいいだろうと思います。
最初のほうのマキとカリンのダイアローグはテンポがよくて、楽しめました。
この日は小雨が降るあいにくの天候でした。去年も雨模様だった記憶があります。気温は最高気温が8度と高めでした。ロッテルダムのいくつかの映画館で開催されているイベントなので、映画館から映画館へ移動しなくてはいけないので、天気が悪かったりひどく寒いとちょっとたいへんです。
体調は良好です。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_fine.gif)
今回は月曜日の午後から夜にかけて、3本の映画を見ることにしました。
まず最初の映画が、日本映画の「三泊四日、五時の鐘」です。こちらでは、「Chigasaki Story」というタイトルでした。
茅ケ崎の歴史のある旅館に夏のアルバイトとして勤める大学生のトモハル。彼の考古学ゼミの友人たちがこの旅館にゼミ合宿で訪れます。同じ時期に、この旅館のオーナーの娘で最近結婚したリサが勤めていた会社の同僚二人マキとカリンがリサの結婚パーティのためにこの旅館を訪れ滞在します。大学生の若者たちと引率の先生、20代だと思われる同僚二人が繰り広げる人間模様を茅ケ崎の海岸沿いの風景を背景に撮ったエンターテインメント映画です。
監督は日本映画大学4年生の三澤拓哉。エグゼクティブプロデューサーが杉野希妃で、マキ役でも出演しています。
杉野希妃といえば去年もこのロッテルダム国際映画祭で彼女がプロデューサーとしてかかわり出演もしていた映画「Au Revoir L'été(ほとりの朔子)」を見ました。このときは彼女がロッテルダムに来ていて、映画上映前に挨拶もしていました。
映画自体ですが、大学生ぐらいの年齢の人が見るには共感できて楽しく見れるのでしょうが、私にはなんかものたりなかったです。
日本国内をターゲットとした映画だから当然なんでしょうが、音楽がなんか安っぽくて、いまひとつでした。最初のシーンでかかるちょっとコミカルなありふれた曲も、日本映画ではときどきこういう曲を流して、シーンのコミカルさというか、コメディータッチな感じを強調するのをよく目にしますが、日本の映像にそぐわなくて、何でこの曲?と思います。タイトルの「5時の鐘」とあるように映画で突然「夕焼け小焼け」が流れるシーンが3回ほどあります。海に近い町などでは夕方の五時に町内放送の形でこの手の音楽を町全体に流すことを知っている日本人にとっては、シーンの意味が理解できますが、外国人には???でしょう。
若者たちとOLとのよくある人間模様、典型的人物像はよく描かれていて、娯楽として楽しめるけれど、感心するとか感動するとかいった類の作品ではありません。私が他に見た2作品がテーマ性のある作品だったせいか、この映画の訴えたいことなどを考えると何だったのかと思います。
まあ、ときには笑い声などを起こり、観客、特に若い観客が楽しんでいたようです。
前回の「Au Revoir L'été(ほとりの朔子)」にも大学の先生が登場しますが、この映画でも大学の先生がよく似た役回りで出てきて、なんか安易に感じました。
まだ若い監督だし、きっと同世代のパブリックにはもっと受けがいいだろうと思います。
最初のほうのマキとカリンのダイアローグはテンポがよくて、楽しめました。
この日は小雨が降るあいにくの天候でした。去年も雨模様だった記憶があります。気温は最高気温が8度と高めでした。ロッテルダムのいくつかの映画館で開催されているイベントなので、映画館から映画館へ移動しなくてはいけないので、天気が悪かったりひどく寒いとちょっとたいへんです。
体調は良好です。
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