Dutch Life 備忘録

オランダのミュージアム、コンサート、レストランなどについて記録するノート。日常的な雑記も…。

映画「ブレードランナー2049」@Kinepolis(ユトレヒト)

2017-10-08 07:22:31 | Movie
映画「ブレードランナー2049」を見てきました。
2時間43分と長い映画ですがじっくりと楽しめました。ストーリーの展開はとてもゆっくりとしていて、最近のテンポの速い映画に慣れている人はうずうずするかもしれませんが、シーン、シーンの映像がとてもきれいなので物語世界にゆったりとひたれて、わたしにはとてもよかったです。
前作リドリー・スコット監督の「ブレードランナー」のほうは見ていますが、内容はまったく覚えていません。だから、この新作との関連などはわからないままでしたが、それでもじゅうぶん楽しめます。
新作の監督はドゥニ・ヴィルヌーヴ。映画「メッセージ」の監督です。そういえば「メッセージ」もゆっくりとした映画でした。
主演はライアン・ゴズリング。映画「ララランド」の売れないジャズピアニストの印象が強くて、最初はイメージじゃない感じがしていたのですが、それなりに存在感があってこれもよかった。
雪が降るシーンで、なんとなく映画「シティ・オブ・エンジェル」を思い出しました。
細部までよく作られているので、大きな映画館で見てよかったと思います。ときどき日本語が画面に出てきたり、聞けたりします。
昔の「ブレードランナー」をまた見てみたいなあと思いました。
そうそうルヴ役のSylvia Hoeks(シルヴィア・フクス)はオランダの女優です。最近オランダのテレビに出てこの映画のプロモーションをしていました。
それから、ルブの指令室というか、あの光が壁に波のようにゆらゆら揺れるアートはOlafur Eliasson(オラファー・エリアソン)の作品のようでした。





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