重松清著「とんび」を読了。
シティボーイズのきたろうさんが感動した、涙したと褒めていたのが印象に残り、読もうと思いました。
この著者、ベストセラー作家として有名なのは知っていましたが、はじめて読みました。
うまいというか、さくさく読めていいんですが、テイストが自分には合いませんでした。父と子の物語で、人情に富み、地方の町で周りの人々に助けられ、母を幼くして亡くした息子を父親が男手ひとつで育てるという話です。
ストーリー自体はよくありそうな話でした。
昭和の良い雰囲気、悪く言えば古臭い雰囲気を感じる、人情系ホームドラマを読んでいるようでした。
ひとつ心に残った箇所を上げれば、
「ひとの死を悲しむことができるのは幸せなのだ、…(省略)…ほんとうにつらいのは、悲しむことすらできず、ただ、ただ、悔やみつづけ、己を責めつづけるだけの日々なのだ」という主人公の友人の海雲和尚の言葉です。
これはそうだなあと思いました。
まあ小説は映画と同じく、人それぞれ、感じるところが違うものです。
私には、この小説はそれほど感動するものではありませんでした。
語り口は上手なので、読み始めると最後までどんどん読めます。
体調は良好です。
音楽情報
バイオリニストの五嶋みどりさんが、オランダのユトレヒトのVredenburgで、今週の金曜日(2月21日)に演奏します。最近、参加したアルバムで、第56回グラミー賞を受賞したことで話題になりました。子どもの頃から、第一線で活躍してきたバイオリニストの音を生で聞く貴重な機会です。演奏曲は、五嶋みどりさんのためにPeter Eötvösが書き下ろした作品「DoReMi」です。料金は30ユーロ。詳しい情報は、こちらです。
シティボーイズのきたろうさんが感動した、涙したと褒めていたのが印象に残り、読もうと思いました。
この著者、ベストセラー作家として有名なのは知っていましたが、はじめて読みました。
うまいというか、さくさく読めていいんですが、テイストが自分には合いませんでした。父と子の物語で、人情に富み、地方の町で周りの人々に助けられ、母を幼くして亡くした息子を父親が男手ひとつで育てるという話です。
ストーリー自体はよくありそうな話でした。
昭和の良い雰囲気、悪く言えば古臭い雰囲気を感じる、人情系ホームドラマを読んでいるようでした。
ひとつ心に残った箇所を上げれば、
「ひとの死を悲しむことができるのは幸せなのだ、…(省略)…ほんとうにつらいのは、悲しむことすらできず、ただ、ただ、悔やみつづけ、己を責めつづけるだけの日々なのだ」という主人公の友人の海雲和尚の言葉です。
これはそうだなあと思いました。
まあ小説は映画と同じく、人それぞれ、感じるところが違うものです。
私には、この小説はそれほど感動するものではありませんでした。
語り口は上手なので、読み始めると最後までどんどん読めます。
体調は良好です。
音楽情報
バイオリニストの五嶋みどりさんが、オランダのユトレヒトのVredenburgで、今週の金曜日(2月21日)に演奏します。最近、参加したアルバムで、第56回グラミー賞を受賞したことで話題になりました。子どもの頃から、第一線で活躍してきたバイオリニストの音を生で聞く貴重な機会です。演奏曲は、五嶋みどりさんのためにPeter Eötvösが書き下ろした作品「DoReMi」です。料金は30ユーロ。詳しい情報は、こちらです。
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