20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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「春夏秋冬」

2010年09月08日 | Weblog
 先日、姪の結婚パーティのあと、息子の家族、娘の家族、私たち夫婦で、吉祥寺でお夕食をしましょうということで、お店を予約しておきました。
 夕暮れの吉祥寺は、若者で溢れていました。お肉屋さんの佐藤さんも、メンチコロッケを買う人の行列が出来ています。
 いつ、来てもこのお店は行列です。

 吉祥寺在住で、マンガ家の楳図かずおが特設ステージのようなところで、歌っています。トレードマークの赤と白の囚人服のような洋服を着て。
 そこをすり抜け、予約を入れたお店に。

 お夕食もすみ、チビちゃんたちも疲れがでたようで、お寝むのご様子。
 急ぎ足で駅に向かって歩いていくと、行くとき通りかかった特設会場から、「春夏秋冬」が聞こえてきました。
 つま先立ててみると、なんとご本人、泉谷しげるが歌っています。
 フォーク世代の私は、なつかしさのあまり、つい立ち止まり聴き入ってしまいました。

 人のためによかれと思い
 西から東へ かけずりまわる
 やっと みつけたやさしさは
 いともたやすくしなびた

 春をながめる余裕もなく
 夏をのりきる力もなく
 秋の枯葉に身をつつみ
 冬に骨身をさらけだす・・・。

 今日ですべてが終わるさ
 今日ですべてが変わる
 今日ですべてがむくわれる
 今日ですべてが始まるさ

 アルペジオでギターをつま弾きながら歌っていた、あのころとは違い、ロック調になっていましたが、あのすばらしい歌詞は、いまだ色あせていませんでした。
コメント (6)
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