20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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祖母の呪縛

2015年02月06日 | Weblog

          

 今日は「大安」

 和室に、お雛さまを飾ります。

 どうってことないのに、こんなとき、祖母が行っていた風習が脳裏をよぎります。

 祖母は、お雛さまを飾ったり、どなたかになにかを差し上げる日は、いつも「大安」と決めていました。

 

 ですから、なにかをするとき、いつも祖母の呪縛が頭をよぎります。

 そして手帳のカレンダーで暦を調べます。

「よし、大安!」

 祖母が亡くなったのが、私が中学生になる春休み。

 4月1日のエイプリルフールの朝、倒れ、そのままでした。脳溢血でした。

 あれからもう、50年は経っています。

 祖母の呪縛は偉大です。そんな年月を経てなお、私を縛り付けているのですから。

 

 確定申告の領収書、やっと整理ができました!

〔写真は、娘の親王飾りです。去年撮したものです)

コメント (2)
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