風の強い,月曜日の朝です。
冷たい風が、唸り声をあげています。
昨日の日曜日はお昼から雨。夕方にはやみました。
雨がやんだ夕暮れの窓辺は、なぜかなつかしさに包まれます。
朝から雨や雪がふっていた日は、外も無音の一日です。
ところが、日が暮れかけて、雨や雪がやむと、とたんに遠くから、子どもたちの声が聞こえてきます。
風邪をひいて、学校をお休みした日が、まるでそうでした。
夕暮れになると、遠くから下校する友だちたちの元気いっぱいの声が聞こえてきます。
すると、「ああ、今日一日、学校をお休みしてしまったのだ」という,一日を取り残されたような悲しみが襲ってきます。
学校ではどんなことがあったんだろう。楽しいことがあったのかな・・・。
暮れかけた空の暗さと、取り残された悲しみ・・・。
そんな感情が、ふと蘇るのは、夕暮れの窓辺に立つ、こんな日です。