今日、7月1日から、マンションの管理会社が、清水建設の関連会社から、大和ハウスグループの関連会社に変わるらしいです。
日頃、マンションの方々とのお付き合いがそれほどないので、何も知らずにいましたが、受付にいらした、とても感じのいい、親切な女性の皆さんもいなくなってしまうそうです。
臨時総会の時は、住民たちの声が「受付で、宅配業務とかいろいろやってくださる、女性の皆さんは残してください」という意見が、多数出たらしいので、安心していたのですが・・・。
先日、八百屋さんで、マンションの方に、ばったりお会いした時に、教えていただきました。
今日から、受付にいらしている方が、どんな方なのか、まだ見ていませんが、清掃スタッフも5人くらいますが、チェンジになるのでしょうか?
「管理費も上がるらしいですよ」と、そのおしゃれで上品な奥さまが。
年に一度くらい、お電話をくださったり、我が家にいらして、ご一緒にお茶をする、私より年長の、上品でおしゃれな奥さまがいますが、その方と仲良しだそうです。
そのかたと、同じ匂いがしたので、お名前を出して「ご存知ですか?」と伺ってみたら、
「ええ、昨日、梅ジャムを作ったので、お宅にお持ちしましたのよ」と。
案の定です。いい勘してるな、私(笑)
とにかく、受付の人たちが、変わってしまうことが、一番、残念でショックです。
宅配便も、下まで持っていくと、いつもとても親切に、丁寧にやってくださいます。
私は横の出入り口から鍵を開けて出入りすることが多いのですが、たまに正面玄関から入ると
「あ、カトーさん、この間のblog、面白かったですよ。お荷物もお預かりしています」と、お声をかけてくださいます。
宅配業務については、引き続き、やってくださるのかもしれませんが(その辺りも、わかりません)とにかく、全てキャッシュレスになるとか。
キャッシュレスのカードも、スイカくらいしか、私の持っているのはなく・・・。
そして宅配ボックスを作るそうです。
すべて、ビジネスライクな感じで、今までの温もりがありません。
私より、ご高齢の方が、パーティなどにいくと、ずいぶんお見かけします。
そうした方たちにも、これまでは、痒いところに手が届くようなサービスをしてくださったのに、どうなってしまうのでしょう?
ちなみに、拙作『超高層マンション、暮らしてみれば』(講談社)をお読みになり、うちのマンションをお買いになったという方もいらっしゃると、以前、管理会社から伺いました。どなたかはわかりませんが。
マンションは、住人の皆さんが、体操、卓球、麻雀、バレエ、ピアノ、ラジオ体操の会、旦那さんたちはテニス同好会など、様々な会を作っています。
またコミュニケーション委員会という同好会では、いろんな住民の楽しめる、企画を考えてくださっています。
とにかく、いろんなサークルができていますが、私はそのどれにも入っていないし、年代別の仲良しグループでランチ会をやっていらっしゃるというお話も、お誘い方々、伺います。
でも、夫も私も、いずれの会にも入っておりません。ですから、情報がわかりません。
先日、お買い物から帰って、裏の入り口から入ってきたら、受付の素敵な方が、「カトーさん、私、今日で最後なんです」と、受付に座っていらして、私がその前の道を歩いているのを見かけたらしく、走って裏口にいらっしゃいました。
その方を見て、思わず涙ぐみそうになりました。
そこに、エレベーターから副理事長が降りてきました。
男性の副理事長ですが、お会いすると、いつも言いたいことを言います。それで、
「こんないい方たちを、何故変えるんですか!今から、元に戻すことはできないのですか!」と、問い詰めました。
暮らしやすい環境で、これまで管理会社の人たちに、とても助けていただき、心地いい暮らしをしていたのに、どんな変革になるのか、とても不安です。
臨時理事会にも、総会にも出ていないのですが、そもそも管理会社を変える必要があったのでしょうか?
「これからも、カトーさんのblog見ますからね」
美味しいお菓子でも買っておけばよかった。つくづく彼女の笑顔を見ながら、そう思いました。
本当にお世話になりました。ありがとうございました。どうぞお元気で(涙)。