20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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入浴剤、その後・・。ちょっと怖い話。

2021年01月05日 | Weblog

              

 入浴剤の、その後についてです。

 前回、娘に教わって、重曹、お塩、クエン酸で、炭酸風呂を作るお話を書きましたが、私も何度かやりましたが、そのあと、挫折してしまいました。

 それで、先日、子どもたち一家がお泊りにくるので、入浴剤を、炭酸風呂にしようと、「メディキュア」とかいう、体の疲れが取れるという、高濃度炭酸の入浴剤を、薬局で買いました。

「今夜は、これを入れるわね」

 

 娘夫婦の息子の兄くんに話したら、そのキューブの裏に書いてある、成分内容を読んでいます。

「ばあば、ここには、暴力団の人が、誰か殺して、その死体を薬で消したいと言う時に、使うような成分も入っているよ。もし、これを入れるなら、僕たちが入ったあと、お願いします」と、彼は成分の一つ一つを詳しく説明してくれました。

「炭酸風呂に入りたいのなら、こういう危険なものが入っていない、食品用の重曹とクエン酸とお塩のお風呂だよ」と。

「だって、重曹とクエン酸とお塩のお風呂、何度もやったけど、それを入れた瞬間は、シュワッとなるけど、お風呂に入る頃はもう何も入ってない感じで、物足りないんだもの」といったら、

「ばあば、それは堕落ってものだよ。あれはね、一人ひとりの分を、タッパーに入れて、それを湯船で溶かしながら一緒に入らないと、意味がないんだよ。入浴剤みたいに、最初入れたら、もうOKなんて、安易すぎだよ」と。

「ええ!。じゃあ今夜も一人づつ分を、作ってタッパーに入れて、それを持ってお風呂に入るの?もう、じいじと、ばあばは、今夜大勢だから、お風呂に入れなくなるかもしれないと、朝風呂を作って入っちゃったのよ。それを流して、きれいに洗ってあるから、またみんなが入る前に、お湯を15分入れるのよ。でも朝風呂って、いい気持ち」と、話したら

「とにかく、この入浴剤は、僕たちは、結構です。大人だけ、入れば」と。

 

 重曹、クエン酸、お塩のお風呂は、手強そうです。

 そしたら、輪投げプレゼントに、妹ちゃんのリクエストでプレゼントした「すみっこぐらしのバスボム」が、Amazonで買ったら、すごい数、数十個も入っていたので、

「今夜は、♪ちゃんと、☆ちゃんが、一つづつ、そのバスボムを入れて、二人で一緒に入るの」と、妹ちゃんが。

 バスボムは、湯船に入れると、シュワーと言って色が変わります。

 そして溶けると、中から「すみっこぐらし」のマスコットが、ぷかっと現れます。

 

 入浴の一番は、仲良し従姉妹同士の、♪ちゃんと、☆ちゃん(妹ちゃん)。二番目が兄くんです。それから順番に大人たちが・・・。

 娘は大体、翌朝、入ります。

 

 でも、あれから、まだ、タッパーに一人づつ、入れた炭酸風呂の経験をしていません。

 というか、せっかく、高い入浴剤、高濃度炭酸のキューブを買ったのに、それもまだ、まったく使っていません。

 

「あなた、暴力団が、誰かを殺して、その死体を溶けさせる、なんとかっていう成分が、あのメディキュアには、入っているんですって」と、夫に話したら、最初にお風呂に入る夫は、あれからずっと白いミルク風呂の素を入れています。

 それにしても、兄くんから、怖い話を、ひょんなことから、聞いてしまいました。

コメント
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