20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
毎日更新。児童文学情報・日々の暮らし・超高層からの眺望などニュース満載。

KALDI

2008年12月21日 | Weblog
 近頃、近所のショッピングモールに出店しているコーヒーのお店「KALDI」にすっかりハマッています。
 コーヒーはもちろん、大好きな輸入食材が揃っているからです。
 ワインや、ドイツやベトナムや世界各国のビール。チーズやチョコレート。パスタや生ハムやオリーブやピクルス。東南アジアの香辛料のたぐい。
 それが比較的廉価で売っているのです。
 そんな魅力的な食材を前に、ついあれこれに手がのびて、お店に行くたびにどっさり買い込んでしまうはめになります。
 
 先日、その話を息子夫婦にしたら
「ぼくたちは、KALDIがなかったら生きていけないよ」
と、彼らもどうやら以前からKALDIファンだったみたいです。
 このお店を知ってしまったいまは、私もややそんな気持ちです。
 店内を流れる挽きたての香ばしいコーヒーの香りを嗅ぎながら、軽やかなポップスのBGMに身をまかせ・・・。
 
 この感覚って、その昔、はじめて「ソニープラザ」に足を踏み入れたときの感覚に似ています。「明治屋」や「紀ノ国屋」とはちょっと違う、強烈な匂いやエキゾチックな商品展示の雰囲気が。

 今日は冬至。
 KALDIで買ってきたぴりっとゆず胡椒の効いたゆず鍋をつつき、夜はゆずをお風呂にぷかりぷかりと浮かべてゆず風呂。
 冬至らしくゆず三昧の夜にする予定です。
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さざんかのツリー

2008年12月20日 | Weblog
 買い物のために歩く近くの公園の雑木林は、もうすっかり冬木立になっています。
 葉っぱのすっかり落ちてしまった木々に、つめたい北風がびゅーびゅー吹きつけています。
 
 ふと、日だまりに目を移すと、真っ赤なツリーがありました。
 さざんかの花が、まるでクリスマスツリーのように咲き誇っているのです。
 冬枯れの公園に、鮮やかな赤い色どりをそえて。
 気がつくと私も、日だまりを求めて歩いています。
 ぽかぽかとおだやかな、冬の日差しにくるまれた日だまりは、ひなたの匂いがします。
 今年も残すところ、あと11日です。
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 今年最後の運営委員会(児文協)

2008年12月19日 | Weblog
 昨日の句会に続き、今日は2008年今年最後の日本児童文学者協会の運営委員会です。
 終わったあとは、みんなで「ちょっと一杯」ということになるのでしょうか?
 でもこうして「今年最後」のと、いう言葉を書くごとに、2008年の終わりが目の前にぐんと近づき、年の瀬を実感する今日この頃です。
 
 相も変わらず忙しい一年でした。
 7月に母を亡くしましたが、9月には娘に男の子が生まれ、賑やかで楽しい一年でもありました。
 おかげさまで仕事も忙しく、個人の仕事に加え、あれやこれやに参加させていただき充実した一年でした。
 とはいえ、一月末締め切りのシリーズ二巻目の原稿が、まだ書きあがっておりません。
 暮れからお正月にかけて、時間があればパソコンの前に座って原稿書きを続けることになりそうです。

 これを書いている目の前で、パソコンから、インストールしてあるシューベルトの「アヴェマリア」の歌曲が流れています。
 一緒に口ずさみながら、近づくクリスマスを待ちわびているところです。
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今年最後の句会

2008年12月18日 | Weblog
 今夜は、2008年、今年最後の北句会です。
 今年最後の句会は、どうやらおもしろい企てになっているようです。
 この北句会。発足してすでに7年が経過するそうです。
 句友の皆さんとも、ずいぶん長いおつき合いになりました。

 12月の句会は、この7年間(途中から入られた方もいらっしゃいますが)に作ったものの中から自分で自信を持って推薦できる俳句。
 それを3句準備せよとの、ことでした。
 すでに先月、句稿としてまとめてくださった7年分のファイルを、いつも句稿を作ってくださるYさんから添付ファイルでお送りいただいております。
 それを全部プリントアウトした句友のMさんによると、A4で150枚もの分量だったそうです。
 
 そうして作っていただいた句稿を紐解いて、過去に自分の作ったものをしみじみ眺めていたら、それを作ったときの自分の心象風景や出来事などが鮮やかに脳裏に浮かんできました。
 あのときは、息子が結婚したばかりだったとか、あのときは娘が結婚したばかりで・・・など。
 なつかしい気持ちでしばし感慨にふけりながら、俳句を選ぶ手がとまりました。
 俳句というのは、その折々の自分のこころが透けて見えてきます。
 でもどうやら最近は、忙しさのせいか手抜き俳句が目立ちます。
 今夜の句会のために自選した3句は、いずれも数年前のものばかりというのが、あまりにも前進がなくて、悲しいです。
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『れっつ! スイミング』(次良丸忍著 金の星社刊)

2008年12月17日 | Weblog
 作家の次良丸忍さんが新刊をご出版になりました。
 次良丸忍さんといって、まず思い浮かぶ作品が、新見南吉児童文学賞を受賞された『銀色の日々』(小峰書店刊)です。
 日本児童文学者協会の事務局員でいらっしゃる次良丸さんは、繊細な少年の内面を叙情性豊かな文体で描き出す短編の名手というイメージが、私たちの胸にはしみこんでいます。

 その彼が「スポーツもの」のエンターテインメント作品を書きました。それがこの『れっつ! スイミング』です。
 スポーツ万能のくせに、水泳だけはまるきりだめという少女「ルカ」が主人公の。
 あとがきで、彼はこう書いています。
「苦手っていうのは、自分をパワーアップさせるための、とっても大事なアイテムなのだ」と。
 この物語を読んでいると、まるっきり泳ぐことのできない私でも、もしかしたら練習の仕方さえわかれば、泳げるようになるかもしれないと思わされます。順序を踏んで練習を積み重ね、水にしたしみ、勇気をだしさえすれば・・・。
 そしてその努力をへて、ある日、水のなかの自分の体が軽く感じる瞬間。
 水のなかの音が、ゴボゴボというくぐもった低い音から、軽やかな「クルルルグルルルル」という音にかわった瞬間。
 なるほど、これが泳げるようになった瞬間の体の変化なのか、と、カナヅチの私は、その感覚を一度試してみたいような気持ちになりました。
 
 小学校中学年向けの、楽しいお話です。
 ぜひお読みになってください。
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「この本だいすき」通信

2008年12月16日 | Weblog
 昨晩のパーティでお目にかかったおふたりの画家の方から「通信、読みましたよ。とってもよかったです」と、それぞれにお声をかけていただきました。
「えっ、もう届いていました?」
「ええ、出かけようとしたら届いていたので、すぐに読みました」
 おふたりの画家の方は(私もそうですが)、この本だいすきの会の暮れの集会へいつもお招きいただいているご常連の方です。
 拙作『家庭教師りん子さんが行く!』を直接、お読みいただいていない方たちからの、そんな反応にとってもうれしい気持ちになりました。
 あんな文章に反応して下さったということは、この本だいすきの会の皆さんにも興味を持っていただけたかしら?
 そんなことを考えながら。

 この通信、暮れの集会でも参加者全員にお配りくださるそうです。
 12月26日の「暮れの集会」、今年の記念講演は、我が日本児童文学者協会会長の那須正幹さんです。
 全国からお越しになられるたくさんの皆さまにお会いできるのを、いまから楽しみにしております。
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ポプラ社クリスマスパーティ

2008年12月15日 | Weblog
 今夜は毎年恒例の、ポプラ社のクリスマスパーティです。
 クリスマスには、毎年娘と地下鉄の駅で待ち合わせしてパーティにうかがうのですが、今年は9月に赤ちゃんが生まれたばかりで参加できません。
 ですから今年はひとりで、本社社屋のお玄関ホールに編集者の方々がずらっと並んで、お出迎えをしてくださるなかをお邪魔しなければと、あの何とも言えない気恥ずかしさと緊張感の漂う瞬間を思い出していました。
 
 ところがひょんなことから、なかよしの作家IMさんとKSさんと私。3人で地下鉄の四谷三丁目で待ち合わせをして、ご一緒することになったのです。(私が持ちかけたのですが)
 待ち合わせをして、3人でお玄関を通過すれば、心強さも3倍です。
 おまけに、気恥ずかしさと緊張感は3分の1に軽減されます。
 すごくいいアイディアだと、我ながらほくほくしています。
 
 それにしても、東京は昨日から真冬並みの寒さです。
 今宵はコートの襟をたて、地下鉄の駅に向かうことになりそうです。
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TVドラマ

2008年12月14日 | Weblog
 今期はハマッているTVドラマが多くて、観るのがたいへんです。
 リアルタイムでテレビを観るのはほとんど無理なので、録画しておいて食事をしながら観ています。
 会議やいろいろがあって、家で食事をしないときは観ることができないので、そうなるといろいろがすっかりたまってしまいます。
 
 昨晩も、食事時間をのばして、2週間分を連続で観てしまいました。
 なかでも佳境に入っているのが「流星の絆」(金曜日・夜10:00~11:00までTBS)
 原作の東野圭吾の小説には、こんなことを言ったら失礼かもしれませんが、あまり興味がありません。
 脚本が宮藤官九郎だから見始めたのです。
 彼がミステリーをどう料理するか。興味はその一点に尽きました。
 
 そして、やはりクドカンは裏切りませんでした。
 人間たちのセリフがいいです。
 リアリティがあります。
 軽妙に書かれた重さと軽さの内実に、リアリティがあります。
 さすが、クドカン! 
 
 さて、来週はいよいよ最終回。
 物語はどのように展開し、兄妹たちはどこへ着地するのでしょう。
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眼科検診

2008年12月13日 | Weblog
 今日は、ネットで見つけた有名な眼科医の、三ヶ月に一度の検診でした。
 40年も使用していたハードコンタクトレンズをやめさせられて、ソフトコンタクトになってほぼ一年。
 やっと近頃はソフトコンタクトにも慣れてきました。
 その代わり、三ヶ月に一度はソフトコンタクトを買いに眼科へいかなくてはならなくなりました。
 
 日常生活でストレスが溜まらないように生きるには、私にとっては目がまず大事です。
 活字が見えずらいという状況は、ストレス以外のなにものでもありません。
 ですから日常使いのコンタクトはうんと度の弱いもの。新聞だって本だって、なんでもがすらすら読めることが条件です。
 そのためひと月使い捨ての、度の弱いものを三ヶ月分と、外出用で活字はやや読みづらくても、きちんとまわりが見渡せる、度のやや強いもの。これは一日使い捨てです。それを三ヶ月分。
 一日使い捨てと、ひと月使い捨てのソフトコンタクトをあわせて三ヶ月分買ってきたのです。
 ハードコンタクトのときと違うのは、こうしてちょっと手間がかかるようになったことでしょうか。
 でもいままで滅多に行かなかった眼科で、三ヶ月に一度検診してもらえるのですから、眼病予防のために良しとしておきましょう。
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 雑誌の取材

2008年12月12日 | Weblog
 今日はこれから、某雑誌の編集者の方2名と、カメラマンの方1名が取材にお見えになります。
 
 私の仕事部屋が雑誌に公開されることになるのですが、このところの忙しさで、その部屋がたいへんなことになっています。
 大あわてで、それをかたづけることと、もうひとつ。
「少々不思議なお願いなのですが・・・」
 と前置きが入り、
「夏の服装をしていてください」
 事前にそんなメールが入りました。
 そんなわけで、あわててしまい込んでしまった夏服をひっぱりだしたり・・・。
 春に発売の雑誌でも、それが夏号となると、そんな話になるようです。
 いま書店で、クリスマスを彩っている雑誌も、実は真夏の炎天下で、ちょっと寒そうな表情を浮かべ写真を撮っていたのだと思うと、その裏側が想像できて、なんだかおもしろくなります。

 頂戴物の、おいしいラ・フランスとキュウイフルーツを冷やして、皆さまのお越しをお待ちしているところです。
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