20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
毎日更新。児童文学情報・日々の暮らし・超高層からの眺望などニュース満載。

マッサージ

2009年12月21日 | Weblog
 先週は、超とつけていいくらいの肩こりの毎日でした。
 月曜日からスケジュールがいっぱいだったこともありますが、火曜日の歯科検診の歯周病検査で、一番奥の歯の深いところをお掃除する必要があるといわれ、助手の女の人にしていただきました。
 軽く麻酔をかけられ、ぎしぎし深いところをつっつかれました。
 そのせいかどうかはわかりませんが、それ以来ずっと右奥の歯ぐきのあたりの痛みが消えません。 
 そんなことをしているうちに、右肩の凝りが「超」」ひどくなり、久しぶりの頭痛に。
 二日ほど、頭痛薬を飲んで、数年前に買ったファイテンのRAKUWA ネックを二本もひっぱりだしてハイネックのセーターの下につけて会議にいったりしたのですが、まったく効果がありません。
 児文協の運営委員会ではとうとうお隣に座っていらした詩人のHさんに愛用の磁気と石で作られたネックレスをお借りして、そのまま持ち帰ってしまい、あわてて翌日お返ししたという失態まで演じてしまいました。
「ひと晩、したままお休みになったら?」
 彼女のそんなお電話のおことばに甘え、つけて寝たら翌日はすっきり。

 けれど頭痛は治れど、肩こりは治らずなので、昨日の日曜日はお夕食の支度をしておいて、夫といきつけの中国人の先生が院長をされているマッサージに行ってきました。
 夫も肩が凝ると言っていたので、なら、と一緒に行ったのです。
 そのマッサージをしてくださる先生がまたすごくお上手。
 凝りを論理的に解説してくださりながら、ややロングの時間をふたりともお願いし、じっくり揉んでいただきました。
 夫婦でマッサージなんて、あまり色っぽくありませんが、近頃私は、週一でマッサージに通っています。
 そうして体のメンテナンスをすると、また元気に動き回れます。

「人の手で揉んでもらうって、気持ちいいですよね」
 マッサージの先生も、床屋さんでマッサージしてもらうと、つい気持ちよくなってうとうとするそうです。
 私自身、どうやらマッサージの気持ちよさに、すっかりハマッてしまっているようです。
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サギ科の鳥

2009年12月20日 | Weblog
 サギ科の鳥(名前がわかりません)が、また水辺の枝に巣作りをしているようです。
 春になると、この木々には何羽もの生まれたての小さな鳥たちが、戯れています。
 日向で、ちょっと首をすくめ、水辺の魚をねらっているところでしょうか。

 今週は久しぶりに、夫が帰宅しました。
 昨晩はふたりでDVDに録画しておいたテレビ三昧の夜でした。
 でもまだたっぷり残っています。
 あとは年末年始のお休みにでも・・・。

 今日はこれから銀座にランチを兼ねてお買い物に。 
 今週は月曜日までいられるので、ちょっとのんびりできそうです。
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銀座ランチ

2009年12月19日 | Weblog
 今日は仲よしの友人と3人で銀座でクリスマスランチです。
 ランチが終えて、夕闇に入るころ。
 銀座のクリスマスイルミネーションは、眩いばかりにキラキラと輝きます。
 ミキモト、資生堂・・・。
 今年は田崎真珠のツリーもゴージャスです。

 オンナ三人のクリスマスは、おしゃべりとウインドショッピングで日が暮れます。
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今年最後の運営委員会

2009年12月18日 | Weblog
 今日は今年最後になる、児童文学者協会の運営委員会です。
 とうとう、「今年最後」ということばが二日連続になってしまうくらい、年末が近づいてきました。

 まだまだ年内、いろいろ予定が入っているので、年末がそんな間近に迫っていたとは気づきませんでした。
 先日、S社のKさんとハーブティをいただきながら、「今年も、もうあとちょっとですね~」なんてお話が出て、あらためて認識した次第です。
 とうとう年末まで、あと二週間を切ってしまいました。

 写真はなに雲っていうのでしょう。
 空に、まるで雪の固まりみたいな模様が出来ていました。
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今年最後の句会

2009年12月17日 | Weblog
 今夜は今年最後の句会です。
 今夜の句会は、「忘年句会」と評し、ちょっと嗜好の変わった句会です。 
 すきな俳人の好きな句をご披露するということです。
 それも熱~い推薦のことばつきで。
 そしてもうひとつが、挨拶句。
 挨拶句というのは、好きな俳句をもじり、いわゆる「真似っこ」して俳句を作るのだそうです。

 その後は、プレゼント交換も。
 一年の締めくくりの句会。
 楽しみです。

 写真は近所のショッピングモールのクリスマスツリー。
 さっき珈琲を買いに行ったら、一階ホールで、お掃除ロボットの販売をしていました。
 娘夫婦の1歳2ヶ月の坊やは、そのお掃除ロボットが大嫌い。
 小さい子にとっては、不規則に動くその動きが、正体不明の不気味な生き物みたいに思え、怯えるようです。
 
 でも留守中に勝手にお掃除をしてくれるのですから、大人から見たらすごく便利そうですけれどね。
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「マブイ 魂 MABUI」(佐藤佳代作・金の星社)

2009年12月16日 | Weblog
 若い作家の友人、佐藤佳代さんのデビュー二作目です。
 これまで佐藤佳代さんと言えばファンタジーというイメージがあるくらい、いくつもの壮大なファンタジー作品を書いていた作家です。
 もちろんデビュー作もファンタジー。(「オリガ学園 仕組まれた愛校歌」金の星社)
 しかし今回のこの「マブイ 魂」は、海の中での幻想的でファンタジックなシーンはありますが、ファンタジーというよりむしろリアリズムです。

 舞台は石垣島近くの離島。
 ですから作中での会話は、沖縄のことばです。
 主人公の住む離島には、エメラルドグリーンの海や寄せては返す白い波、風にあおられる葉ずれの響きや、あったかい人びとの暮らしがあります。
 その暮らしの中で起こる、家族をめぐるいくつもの不幸。
 思いがけず、突然起こる不幸のシーンには、読んでいてどきっとしました。
 大切な人たちの死。
 マブイ(魂)は道を通って島にもどってくる・・・。
 海でおぼれかけたナナミとテルは、海のなかで必死にもがきながら、たしかにそのマブイの通ってくる光の道を見ました。
 ニィニィとヒトミネーネーの幻想も。
 臨場感のあるシーンです。

 離島の暮らしの豊かさ、あたたかさ。
 風のそよぎや、美しい夕日。
 芳醇な果実の匂い。
 海の蒼さ。
 そんなものを、視覚いっぱいに感じさせてくれる物語です。
 ぜひ皆さん、お読みになってください。
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歯科検診

2009年12月15日 | Weblog
 今日は12時から、絶対痛くしない、とても腕のいい歯医者さんの歯科検診です。
 こうして検診をしていただくと、歯のお掃除もしていただけるし、もし虫歯が出来ていても初期の初期のうちに治療していただけます。
 基本的には歯医者さんって、ものすご~く苦手です。
 でもこの先生ならと、早め早めに。

 夕方からはS社のKさんと、赤坂見附で仕事の打ち合わせです。

(写真は、お買い物にいく途中にある公園に佇む古い民家。冬のもみじは秋の名残りのせいか、うら寂しさが漂ってきます)
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2009年ポプラグループX'mas Party

2009年12月14日 | Weblog
 今夜は、毎年恒例のポプラ社のクリスマスパーティです。
 一昨年までは娘と一緒にいつもお邪魔しておりましたが、娘が出産した昨年からはお友だちと待ち合わせをして伺っています。
 今年も編集長のOさんから娘へもお声がけをしていただきましたが、1歳と2ヶ月の坊やがいるのでまだまだ身動きがとれない状態です。

 そんなわけで、今年も仲よしの作家IMさんと駅で待ち合わせをしました。
 毎年、パーティ会場入り口に編集者の方々がずらっと並んでお出迎えしてくださるのですが、そこに入っていくのに勇気がいります。
 なぜだかとっても緊張するのです。
 ですから昨年からは友人と待ち合わせ。

 また恒例のじゃんけんゲームもあります。
 でもこのところ何年も、じゃんけんに勝ったことがありません。
 いつも評論家のN先生に、「オレ、これ苦手。だからカトーさん、一回分あげるね」と500円玉をいただき、不戦勝の状態で1000円を持って次に進むのですが、惨敗。
 じゃんけんは早々に諦め、またおいしいお寿司とお蕎麦とイタリアンをいただきながら、いろんな作家や画家の方たちと、一年の締めくくりのお喋りの夜にしたいと思います。    
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ぼくとあいつのラストラン』(佐々木ひとみ作・ポプラ社)

2009年12月13日 | Weblog
 第一回「新・童話の海」にご入選された佐々木ひとみさんのその入選作です。
 佐々木ひとみさんはずいぶん以前に、『英国アンティーク夢譚』(KK ベストセラーズ)というご本をお出しになっています。
 そのご本をお送りいただいたのがご縁で、その後日本児童文学者協会にもお入りいただいたという、ずいぶん古くからおつき合いのある方です。

 さて、『ぼくとあいつのラストラン』です。
 今回の「新・童話の海」の入選作は、期せずして二作とも「死」がモチーフとして描かれていました。(もう一作は、『華花さんのあたらしい家』(田中良子作))
 けれどそこには、暗さがみじんもありません。
 ジイちゃんの死に直面した「ぼく」は、それまで知らなかった「ジイちゃん」「バアちゃん」ふたりを知ることになります。
 そこには、亡くなった「ジイちゃん」の茶目っ気や、「バアちゃん」への深い愛が込められていました。
 
 だれもが体験したことのある、親や祖父母の死という普遍的なテーマを、こんなふうに、次へ足を踏み出すための一歩として捉えたところにとても新鮮さを感じました。
 お葬式の日の大人たちの語らいの描写は、もしかしたら作者ご自身の体験から生まれたシーンかもしれません。とてもリアリティがあるので。
 
 ラスト、流れ星のふる闇の、畑にあるユズの木のシーンは感動的です。
 スカイエマさんの絵も感傷を許さず、この作品にクールさを与えていてステキでした。

 皆さま、どうぞお読みになってください。
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『ミラクル★キッチン3 中国四千年のギョーザバトル?』 (工藤純子作・そうえん社)

2009年12月12日 | Weblog
 いろいろがやっと一段落しましたので、ご恵贈いただいているご本の紹介を、順次行っていきたいと思います。

 まずは工藤純子さんの『ミラクル★キッチン』シリーズの3巻目から。
 今回は、中国四千年のギョーザバトルです。
 このシリーズは、料理の天才亜美と、アシスタントのかごめ。ふたりが繰り広げるお料理作りをめぐってのお話です。
 主人公のかごめはドジでおっちょこちょいのとても活きのいい女の子です。
 まずはその「かごめパワー」の楽しさに読者の胸はわくわくするでしょう。
 アシスタントといえども、かごめは名コーディネーター。
 いつも、亜美と他者とを切り結ぶ大きな力を発揮します。そしてそこから物語が動いていきます。
 今回はかごめ自らがお料理をはじめます。
 クラスメイトの鈴華ちゃんの両親がやっている「ハルビン亭」に起こっている事情を手助けするために、一肌ぬぐためです。
 さていったい、どんなギョーザが、どんな人たちとの関わり合いの中で生まれるのでしょうか。
 路地裏の中国人のおばあさんがやっている中華料理のお店や、ギョーザのおいしそうな匂いが漂ってくるような描写は魅力的です。

 巻末には、子どもたちがすぐにでも作れそうな、ミラクルレシピも載っていてます。
 とてもおいしそうで、楽しくて元気になるご本です。
 ぜひお読みになってください。
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