映画「男はつらいよ」の第1作は1969年8月上映で、第48作「寅次郎紅の花」が1995年12月。
寅さんが映画館から消えると時期を合わせたように日本の男性の生涯未婚率が一気に上昇していきます。
それは当然女性にも連動していますが、その差は歴然で文字通り「男はつらいよ」です。
ひとり一人の実情はそれぞれですが、同時に同じ日本社会にいて、結婚の先の生活=所帯を想像して結婚に踏み切れないものがある時代、生活の不安定性(寅次郎的)は共通しています。
山田洋次監督が映画「こんにちは、母さん」に関連して、次のような趣旨の話をしていました。「男はつらいよ」当時の撮影現場は皆んな松竹の会社員でした、しかしこの映画も含め撮影現場では契約社員が大部で、大きく変わってきました、と。
その変化は日本社会を支えている労働現場の実態で、それが日本中の「男も女もつらいよ」の背景にあります。
あまり目立ちません。 人それぞれの事情があって
未婚であって・・結婚すればいい!! というものでもなさそうです。家 の温もりを知らない人たちが増えて
核家族の・・果ての事ですから・・国の誘導政策に
よっての結果なので・・国が変わらないと国民も
変わらないでしょう。
か、カエルお前はどうするのだ!? と言うことでも
あります。「kaeruのつぶやき」ですが、「変える(為の)つぶやき」になる様努力しましょう。