kaeruのつぶやき

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天正壬午の乱。

2016-01-26 18:40:41 | 信州、なかでも上田。

昨日紹介しましたNHKラジオテキスト『真田三代の挑戦』を書かれた平山優さんは「真田丸」の時代考証を担当している方です。

wikiによると「東京都新宿区に生まれる。両親が武田家滅亡の地である田野(山梨県甲州市大和町)の出身であり,幼少期から武田家の歴史に関心を持っていた」そうです。

この関心が長じて、歴史学を修め今回のドラマの背景になる「天正壬午の乱」についてはじめて総説を展開されたそうです、1998年のことです。

「天正壬午の乱」とはこのテキストによれば、武田氏の滅亡、さらに本能寺の変後勃発する武田氏の旧領をめぐる上杉・北条・徳川三氏の戦いのことです。ドラマは武田氏滅亡のあと、織田信長に従属した真田昌幸の動向と、そのあとこの三氏の戦いのなかを昌幸親子がどう生き残るかを見せてくれます、目が離せない展開になると思います。

複雑な勢力関係のなかで小領主が一族の盛衰をかけ大きく発展していく姿を描きだすにはしっかりした時代考証が前提になるでしょう。その時代考証を正確にする努力は知的関心に止まらず、その地域への愛着・思い入れも関わってくると思います。

kaeruのドラマへの関心が上田への愛着の現れとも思いつつ、ラジオを聴きました。そして、Googleマップからこんな写真を載せておきます。

同じ地形図ですが、上は新府城跡、下は岩櫃城跡の位置を示しています。

真田は上の図の左上に上田と見えますが、その右上の「144」そのあたりになります。


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2 コメント

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これからが・・・ (屋根裏人のワイコマです)
2016-01-27 20:43:37
これまでのところは、ある程度予測の
範囲でしたが、 これからは複雑怪奇
徳川と北条とそして上杉とそして豊臣
その背景を理解しながらの展開です
あっちに寄ったりコッチに寄ったり
まさに戦国の時代絵巻・・・面白くなります
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戦国時代。 (kaeru)
2016-01-27 21:15:58
戦国時代というとあっちこっちで戦さばかりがあったと思っていましたが、その前に騙し合いとか裏切りとか裏切らせとか、陰の部分がかなりあると、それを知るのも戦国時代の読み方だと思います。
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