今夜は第6作「男はつらいよ 純情篇」
寅さんの失恋の繰り返しですが、その都度形は変わっています。そして歳をとっていけば、寅さんの恋愛騒動に満男の恋物語が重なってきます。
この映画はやはりシナリオの確かさ、役者の演技力、日本国内各地の風景などなど幾重もの要素が重なって、結局はファンの己の人生を重ねての共鳴共感が観客層として支えている、ということだと思います。
映画を含めれば今夜で「純情篇」は4回目だと思いますが、飽きないしああこんな場面があったんだという発見がその都度あるし、同じ場面でも違った感じで観れる、多分繰り返せない人生の繰り返しの肩代わりをしているのかとも思います。
いろんな人と人との巡り合い、一期一会がありそして
嬉しい別れ、悲しい別れ・・ほんと様々ですね~
そんな中で、我々庶民に一番近いドラマやロマンスを
演出して・・楽しませてくれたんでしょうね~
正直私はよく知りませんが・・寅さんには東京駅で
ちらっと遭遇しました。なのでそのオーラは今も
記憶に残っています。
清さんでしたらどこでも「寅さんだ」と言われたこと
でしょう。でも渥美清さんというより田所康雄さんは
一切の私生活を公にしなかったとのこと、仕事場での
渥美清さんとは違い田所康雄としての姿は「寅さん」
とは違ったのではないでしょうか。それだけにオーラ
というかある種の雰囲気があったでしょう、貴重な出
会でしたね。