関係法規の授業を受けた。真面目に学んでおくべき科目と思う。
本日、関係法規の授業があった。担当の先生は無味乾燥で興味を失いがちな法律に関わる科目であるにもかかわらずいろいろと工夫を凝らして様々なエピソードを交えて楽しい授業にして下さった。関係法規の中身は(本当は、法治国家である日本国において鍼灸師として生きていく以上は、必須の知識でもあるはずなのだが……)現象的には、こんなことを覚えて何の意味が . . . 本文を読む
第25回鍼灸国家試験の問題に目を通している。難しくなったなあ、と思える。
一昨日、月曜日までの宿題として第25回鍼灸国家試験の問題が配布された。仕事の合間に八割がた目を通したのであるが、素直に知識を問うのでは無く一捻りも二捻りもした問いかたになってしまっているのが目につく。
例えば以下の問題のごとくにである。
120.次の文で示す患者の病証に対して原絡配穴法により治療を行う場合、経穴部位と . . . 本文を読む
東洋医術的な解剖図。西洋医学的には非常に気持ちの悪い図ではあるが……。
東洋医術における身体の構造としては、下の図のごとくになると理解している。簡単に解説すると、五臓があって(わかりやすくするために六腑等は省略している)それらが経絡によってつながり合っており、さらにそこから全身へと経絡が延びる。その経絡の中を気が流れて全身を巡る。
西洋医学的には、循環系は心臓を中心としての血管のつながりである . . . 本文を読む
『新・弁証法・認識論への道』を読み返している。統計学の実践的な学びの成果を実感できたと思える。
南郷先生が「受験勉強」について説かれていることを読み返し、そこに学ぼうとの思いから『新・弁証法・認識論への道』(現代社)の「第五章 第五節 受験勉強のなかでまともな認識を創るには」を読み返すなかで、そこに説かれていることの凄さにどうしても最初から全部を読みたいとの思いとなっていって、最初から読み返して . . . 本文を読む
鍼灸学校の先生方は国試勉強をいかに捉えているのだろうか?(高校、大学の)受験勉強のありかたを横滑りさせたものなのではないのだろうか?
アリストテレスならば国試勉強をいかに捉えるのだろうか?と『古代ギリシャ哲学、その学び方への招待』(悠季真理著 『学城 第9号』所収 現代社)で説かれているアリストテレスのアタマの働きの過程的構造を読み返している。
そこで思ったことは、鍼灸学校の先生方は「国試勉強 . . . 本文を読む
国家試験のための勉強、アリストテレスであるならばどのよう学ぶのだろうか?
昨日、鍼灸国家試験のための勉強をどうしてもやらねばならないのならば、それを絶好の機会と捉えて、そのタイムリミットに併せての自身の真の実力向上のための取り組みをも同時に行うべし!との思い、からのこれからの10ヶ月余のタイムスケジュールをアバウトに書いた。
では、その本題である国試勉強のあるべき姿は如何なるものなのだろうか? . . . 本文を読む
鍼灸学校も本日より新たな年度となり、国試までの時間も残り10ヶ月余となった。鍼灸学校の環境も国試へ向けての、「絶対に落ちることの許されない」との雰囲気が醸しだされている。
せっかくの機会であるからこの雰囲気に乗って、「生命賭け!」との認識へと自身を追い詰めての実力向上のための努力を、これからの10ヶ月余の間、成していきたいとの決意でいる。
具体的には、まず、『看護の生理学シリーズ』『ナースが視 . . . 本文を読む
πάντες άνθρωποι του ειδέναι ορέγονται φύσει.(パンテス アントロポイ トー アイデナイ オレゴンタイ フィセイ……すべての、人は、知ること、のぞむ、生れながらに……全ての人間は生れながらにして知ることを欲する)
古典ギリシャ語教室に参加させていただいた。文化の香りに触れ、心躍る思いのひとときであった。約90分の佐藤義尚先生による講義があっという間に終わ . . . 本文を読む
ここまでの卒業研究を振り返ってみると(ここまでの、とは実験結果の検討を終えた時点でのことである)何かがおかしいと思える。その何かを分かるために、我々の卒業研究の原点ともいうべき二つの耳鍼の先行研究を再検討してみた。
まず一つ目の先行研究について、この研究においての「今回の実験で体重が増加したうち7人中5人は標準体重に戻そうとする身体の機能が働いたと考えられる」との文言から、我々は、「耳鍼には、標 . . . 本文を読む
卒業研究の結論のために全体の流れを概観をする。
(結論)
当初に掲げた二つの目的、耳鍼の効果の検証とそのことと直接的同一性である統計学の実践的な学び。
前者については、実験の不充分さからその成否の検証は出来なかった。後者についても、それが耳鍼の効果の検証と直接的同一性を持つものであるだけに、不充分なものとなっていってしまったが、それでも、事実を通しての実践的な学びを行うことで、その理解が深 . . . 本文を読む
卒業研究の全体を概観して、結論としての項を書こうと思い、いくつかの観点から複数書き上げたのではあるが、要するに、「卒業研究への取り組みがいい加減であったから、結局、何事かを行なったがその成否すらが分からない」というまったく無様な結論へとしか成って行かない。
今日中にアップとお約束したけれども、年度の始まりに読んでいただくには忍びない内容であるので、再検討して、と思う。悪しからず……。 . . . 本文を読む
ブログデザインを変更した。春は始まりの季節との思いからの、である。
この数日、歩みの遅かった春もようやくに実感できるようになって来つつある。昨日で卒業研究もほぼ終了し、明後日には鍼灸学校のオリエンテーションが控えている。
それ以外にも、この季節に相応しく?新たな目標もイメージ出来つつある、例えば、自身の手技の修業について、アタマの修業について……。
そんな現在であるだけに、ブログも新たな気持 . . . 本文を読む
耳鍼の効果と交感神経の関わりについて、体系的に考えていくことの必要性痛感される。
耳鍼の効果とは交感神経の働きの亢進によるもの、と考えると鎮痛の問題、減量の問題、また今回の卒業研究の実験で効果が確認出来なかった問題等が、同じ筋を通して説ける。との思い になって、そのためには、そもそもの耳鍼が交感神経の働きを亢進させるという原点ともいうべき問題をしっかりと説かねばならないと、再々度の交感神経の問題 . . . 本文を読む