ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

2012ネパールの旅 5 (パタン 2)

2012-12-11 08:47:07 | 旅日記

 

パタン(PATAN)観光の中心地、ダルバール広場に来ました。17~18世紀のネワール文化の華ともいえる様々な建築物が、広場全体をびっしりと埋め尽くしています。これは広場の南から西側に並ぶ寺院群を見たところです。

小さなお堂はヴシュヌ寺院。ここでガイドのラジャン氏の説明を聞いたあと、しばらく自由見学の時間になりました。

この入域許可書を首にかけて歩きます。

ヴシュヌ寺院の前に立っている石柱の上にはヨーグマレンドラ・マッラ王が座っています。

背中にコブラを背負っているのがお分かりでしょうか?

 

広場を北へ歩きます。これはハリシャンカール寺院。

(Photo by Inocchi-san)
この石柱の上にあるのは王様ではなくガルーダ。前に見える石造のクリシュナ寺院に祀られているクリシュナの化身・ヴィシュヌの乗り物である鳥人です。

(Photo by Maru-san )
クリシュナ寺院。パタンのダルバール広場で一番目を引く石造の寺院です。2階にクリシュナ、3階にシヴァ、4階にブッダとヒンドゥー教と仏教の両方の神仏が祀られています。特にここパタンなどカトマンドゥ盆地では両教の混淆が見られるようです。なお、共和国になってヒンドゥー教は国教ではなくなりましたが、(信仰の自由化という感じではなく、ヒンドゥー教徒だった国王が無力になったため??)依然として信徒の割合では多数を占めています。

更に北へ歩を進めます。二頭のゾウに守られた寺院はヴィシュワナート寺院です。

その隣にある三層の寺院は広場最北端にあるビムセン寺院です。ここから南に引き返しましょう。(続く)