ヴィシュワナート寺院の前にある古い水場はマンガ・ヒティといい、今も人々が大事に使っています。
その南側はパタンの王宮の区域です。王宮は中庭(チョーク)を建物が囲む形になっています。
一番北側にあるのがマニ・ケシャブ・ナラヤン・チョーク。1997年からパタン博物館として公開されています。玄関は黄金で飾られていてGolden Gate と呼ばれています。1999年には内部に入って多くの美しい仏像や神像を観ましたが、今日は時間がないので割愛します。
せめてチョークに入ります。入口の柱にも美しい装飾が見られます。
中庭にずらりと足首の形をした白いものが並べられています。前には見られなかった光景です。傍にいた係員に「ヨ・ケ・ホ(これ何や)」と聞くと「○X△?」という答え。首を傾げていると傍にいた女性が英語で「Art」と教えてくれました。どうやら臨時の催しがあったようです。
チョーク西側のタレジュ寺院。王家の守り神が祀られています。
扉の両側にある黄金の観音像のひとつ(Photo by Maru-san)
自由時間が終わり、集合して広場を南に歩きます。南端のシヴァ寺院の前からダルバール広場を振り返りました。
トラヴァファン国際空港はパタンからも遠くありません。入口のゲートを潜ります。
しばらく待ってポカラへの国内線に乗りました。
カトマンドゥから西に200km離れたポカラまで車では数時間かかりますが、美しいヒマラヤの山々を眺めながら
わずか40分ほどのフライトで着きました。
いったん今日から3連泊するホテル(Phokhara Grande)に荷物を置いて、レイクサイドのレストランで夕食。
献立はトマトのスープと
ダルバート。ダル=豆、バート=ご飯。ご飯と豆のスープ、色んなカレー味の豆やチキンや野菜、漬物などの定食です。
夕食を終えて外に出ると、町はすっかり暮れていました。隣りにある本屋さんを冷やかしていると、突然の停電。
このあと、ホテルでも何度か停電がありましたが、幸い自家発電ですぐに回復しました。