ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

鈴鹿7マウンテン(1)-鎌ヶ岳

2008-08-20 09:42:04 | 四方山話
しばらく途切れていました「数字の山」を続けます。
「七」の山にちなんで、「鈴鹿7マウンテン」です。

「鈴鹿セブン・マウンテン」は数ある鈴鹿の山のうちで、1964年に近鉄が朝日新聞社と名古屋テレビの協賛で選んだ七つの山です。
なぜか鈴鹿山脈最高峰の御池岳は選ばれていません。
 
鎌ケ岳(1557m)



鈴鹿の山の中でも整った山容で人気の高い山です。
さまざまなコースがありますが、残念ながら私たちの登ったのは、武平峠からの安直なコースばかりです。

80.11.5 武平峠に車を置いて往復しました。
さまざまな色合いの紅葉が、パステルカラーをキャンバスにぶちまけたようで美しい眺めでした。
御在所岳が手に取るように美しく、滑りやすい土の斜面には、三箇所ほど鎖が取り付けてありました。
頂上には、御在所岳の見える側に大きなケルン、少し先の鎌尾根の見える開けた広場に祠が二つありました。

81.06.14 武平峠から少し登った見晴台に、去年は見あたらなかった「岳神社・燈明石」の標識がありました。蒸し暑く、展望は皆無でした。

81.11.08 雪の中、御在所岳から縦走しました。とても寒かったのですが、伊勢湾も琵琶湖も見えました。滑りやすくて下山で苦労しました。

92.07.26 砂ザレの登りやカンカン照りの頂上は暑くて参りました。

その他にも登ったことがある筈なのですが、記録していません。

蒸し暑さ戻る(8.19)

2008-08-19 11:40:36 | 矢田だより
昨日より少し早めに家を出たのですが、湿度が高く朝から汗ばむ気温です。
矢田寺から矢田山へ登る間にしっかり汗をかきました。


ヤブミョウガの群落(三角点近くで)

小笹ノ辻でUターンして、7時過ぎ、見晴らし台でサンドイッチとコーヒーの朝食。


ショウジョウバカマの花の穂(矢田峠近く)

昨日は爽やかだった縦走路も、今日は風がまったく通らず少し長く感じました。
国見展望台から、昨日は台高山脈北部が見えたのですが、今日はいま一つの展望です。
「北アルプスではもう秋だろうな」と涼しさを想像しながら下りました。

おめでとう!大阪桐蔭高校

2008-08-18 16:06:56 | Weblog
夏の高校野球大会決勝戦。
思いがけぬワンサイドゲームとなって、大阪桐蔭高校が常葉菊川を17-0で破り17年目二度目の優勝を飾りました。

「大和平野にそびえ立つ 生駒の峯の 松風が
古代のロマン 今もなお とわに伝える 山麓に…」
すっかりお馴染みになった校歌ですが、この「山麓」は私にとって懐かしい想い出のいっぱい詰まったふるさとでもあります。

所在地の大東市中垣内3丁目は私の前住所、桐蔭高校に隣接する大東市立四条中学校は私の出身校<昭和23年(1948)から25年まで在学>で、始業の予鈴が鳴ってからでも家から走って行けば間に合う近さです。
 現在、桐蔭高校があるところは同級生のT君家の畑地だったところ。同じ敷地内には戦時中「松下無線」の倉庫があり、戦後は米軍に接収されて機材倉庫になっていました。
 まだ戦後3年、米軍への敵愾心が残っていた我々銃後愛国少年は、銃を持って警備していいる黒人兵の目を盗んで建物の破れから侵入し、「匍匐前進」でジープの横に設置する鎖付きのオリーブ色のスコップなどを調達しました。
 入口で警備する気のいい黒人兵にチョコレートをねだるふりで話しかけるもの、中に侵入する決死隊員、手渡しで外に運び出すもの、見張り役など役割を分担しての大がかりな作戦でした。
 もっとも先生にばれて、こっぴどく叱られ一度きりで終りましたが、盗みを働いているという罪悪感は全くなく、アメリカ軍に一泡吹かせてやると高揚感に満ち溢れていました。

 今はすっかり周囲の景色も変わりましたが、本当に想い出の多い場所です。
ところで生駒山は、桐蔭高校の校歌では、なぜ「大和平野」に聳え立つなのでしょうか?学校の所在地からすれば「河内平野」の方がふさわしいと思うのは、私ひとりでしょうか?

秋の気配が…

2008-08-14 10:10:25 | 矢田だより
暑さにかまけて週に二、三回に減りましたが、矢田歩きは続けています。
立秋を過ぎると、朝夕はさすがに秋の気配が漂ってきました。


ヒグラシの鳴き声が高くなり、道のあちこちでアブラゼミが仰向きになって死んでいます。
こんな綺麗なシジミチョウが飛んできました。


コオニユリの花もそろそろ終わります。


センニンソウ


ひそやかに咲くヒルガオの花


クリの実もこんなに大きくなりました。

カムチャッカの花(3)

2008-08-11 18:46:16 | 花日記
ここからは7月27日、コリヤーク山山麓方面で見た花です。


ムラサキイワベンケイ
北アルプスなどで見るイワベンケイに似ています。


インディアン・ペイント・ブラッシ
カナダのものに比べると背丈が低く、色もこの白に近い淡いクリーム色のものばかりでした。


タカネシオガマ


アザミの類


ワレモコウ


エゾノツガザクラ

カムチャッカの花(2)

2008-08-10 16:44:20 | 花日記

ヤナギラン(7.25 BC周辺)
カナディアン・ロッキーに行った時はFireWeed(火事の花)と聞いたが、ここでは「イワンのお茶」という。この草からお茶が作られたり、薬草ともなるそうだ。


ミヤマアズマギク(同上)
北アルプスで見るものと似ている。同種か?


???。ミヤマタンポポに似ているが、葉が違う。(7.25 ラクダ山)


エゾツツジ(同上)


イワブクロ(同上)
北海道の樽前山に多く、タルマエソウとも呼ぶそうだ。


イワギキョウ(同上)
北アルプスや白山でも見られるのと同種のようである。


ケシ科の花。リシリヒナゲシの類?(同上)

カムチャッカの花(1)

2008-08-08 09:34:49 | 花日記
5日間のカムチャッカの旅で出会った花たちをご紹介します。



クルマユリ(07.24 パラトゥンカ温泉郷の宿舎)



シシウド(同上)
この花は空港から宿舎までの間でも、ヤナギランや菜の花とともに至る所に咲いていた。
<上の2枚は茂木完治氏撮影>



?(7.25 エリゾボのスーパー前空地)



マンテマ(同上)



クサフジの類?(同上)
まだ山に入る前から、他にもいろいろな花を見ました。