総務省統計局によると2012年10月時点での人口は前年と比べて28.4万
人ほど減り 2年連続の減少だったそうです。
これからも日本の人口は減り続けると予想されており 国の勢いが段々弱く
なってしまいそうです。
戦後 山郷まで開墾された耕作地は後継者不足で放置され 残念ながら元の
山林に戻りつつあるところが多くなりました。
全国ベースで見ると縮小感覚ですが 大都市東京は相変わらず元気です。
昔見た映画 「タワーリング・インフェルノ」 で警告された 高層マンションは
どんどん増え 地上放水は届かず はしご車でも届かない状態です。
当然 特別非常階段や安全が確保されていると判断されたエレベーターが
設置されており 「迅速な消防活動」が建物内部から出来る仕組みになって
いますが 原発同様想定外は常にありえます。
地上50階建て250戸と想定してワンフロワー約5世帯 火災が発生すると
我先にエレベーターホールに集中 いつ来るとも予想出来ないエレベーター
や特別避難階段に命をゆだねることになります。
平常時なら子供・女性・身体障害者が優先となりますが 今時のコミュニティー
のないマンションでは隣の家族構成を知らないケースも多く ましてや火災時
ともなれば 我が命優先 大混乱は避けられません。
日本の総人口が減り続けるなか 大都市の便利さ 仕事を求めて人が異常に
集中し続けています。
過疎地がますます増え無いように税金面での優遇や補助金等 政治力が必要
な時代になってきたように思います。