


我が家の省エネの筆頭はブドウ棚による 「緑の庇」 ですが 有望と思える
「緑のカーテン」 案を紹介します。
今年 土に直植えしたアピオスが元気すぎて サヤインゲンの収穫後に種まき
したキュウリの上まで茂っています。
昨年は予定通り キュウリがアピオスに負けずに成長し それなりの収穫が出来
たのですが 今年はアピオスが先行しすぎキュウリが不良です。
花が沢山咲くので何か利用法がないかと調べたら 花を摘み取りお茶にすること
ができるとの記事もありました。
この元気すぎるアピオスをプランター栽培して 「緑のカーテン」 に仕立てれば
強い風にも負けない物ができると思います。
そして役目を終えた頃にはアピオスイモが数珠つなぎで収穫できます。
「緑のカーテン・花・イモ」 の一石三鳥となります。
アピオスイモの栄養成分の100グラム当たりの総エネルギーは 従来のイモの中で
最高といわれるサツマイモに比べて1.6倍 ジャガイモの2.6倍もあるそうです。
アピオスは栄養的に極めて優れた食品で古来強精食とされてきた優れものだそうです。
栽培は簡単なのでぜひ 「緑のカーテン」 として挑戦して頂きたい野菜です。
関東も梅雨があけ 毎日30度以上の蒸し暑い日が続いています。
プランターで野菜を栽培していると毎朝の水くれが欠かせません。
野菜は1日でも水をきらせば 致命傷のダメージを受けます。
毎朝天気予報を見て 今日の日照具合を想定し 土の乾き具合を
確認してから適量の水を与えます。
今年の梅雨はよく雨が降り 家庭菜園をしている人にとっては
ありがたい 「恵みの雨」 でした。
一番理想的な雨降りは 夜適量の雨が降り昼は晴れてくれることです。
そうすれば朝の水くれ時間が減り ゆっくりコーヒーが楽しめます。
梅雨の時は 私流エコ装置で水道代を少し減らすことが出来ました。
バルコニーに取り付けた手作りの簡単雨水の利用装置です。
仕組みは簡単で 竪樋に穴をあけ ホースを差し込んで雨水を横引する
だけのことです。
横引した雨水は大きめのプラスチック容器で貯めておき 適時使います。
さいたま市は下水道料金が繰り返し値上げされ 近隣市では最高額です。
下水道料金は水道の使用量と連動して算出されます。
雨水利用は 水道の使用量を減らして水道料金を下げ 連動する下水料金
も下げる効果があります。
平々凡々な暮らしの中で ささやかな省マネー対策の一つです。
私の趣味は家庭菜園ですが 土つくりにはこだわりがあります。
菜園つくりの当初の土は 肥料分が少なく 化成肥料等で補わないと野菜が
上手く育ちませんでした。
石混じりで 耕しても ミミズも住んでいない 水はけの悪い土だったのです。
腐葉土を沢山購入すれば解決するのですが 高い野菜になってしまいます。
「何とか お金をかけないで 土を改善する!」との方針を決めました。
化成肥料に頼っても 土の中の有機肥料成分が増えず おいしい野菜を
育てることは出来ません。
そこで コンポスト容器を購入して 我が家から出る生ゴミをすべて堆肥化
して 土に入れることにしました。
コンポスト容器は現在6コ有り 1コの容器が1ヶ月位で一杯になります。
半年後には 発酵熟成した有機肥料の元が出来上がります。
後はこのサイクルのくり返しで少しづつ 土の改良を続けました。
コンポストの使い方はいろいろ試行錯誤しました。
一番苦労したのがウジ虫対策です。
ウジ虫が発生すると 価値ある有機肥料から 一気に汚物の気分・・・・・
農薬は使いたくないので ハエがタマゴを産み付けない対策を考えました。
やっと 「これで何とかいける!」 の答えに5年位かかりました。
最終案はコンポストを2重のビニール袋で包んでしまうことでした。
ありふれたビニール袋ですが すばらしいハエ対策機能を持っています。
あとは生ゴミを入れるとき ハエを近づけないことです。
コンポストによる堆肥作りは 奥が深い世界です。
良い方法がある方は コメントで教えてください。