東証一部上場会社といえば 誰でも信頼のおける立派な会社と思いますが東証一部
上場の 「あの電通さん」 が問題を起こしたことを発表しました。
今日の 「電通さん」 の発表によると 故意または人為的ミスにより広告掲載期間
のずれ・未提出・運用状況や実績に関する虚偽の報告・実態とは異なる過剰請求等が
あったそうです。
今回 被害を受けた広告主は111社・問題が有りそうな作業案件は633件・被害額は
約2億3千万円だそうです。
このうち未掲載請求が14件あったそうで 東証一部上場も信用出来ない世の中です。
電通さんは年商7千億~8千億円なので 今回の2億3千万程度の処理なら大した混乱は
無いと思われますが 広告事業者として法令順守の観点から厳しい対応が求められます。
今はネット広告の手段は沢山あり わざわざ広告費の高い 「電通さん」 に依頼した
広告主の気持ちを理解しなければなりません。
それなのに未掲載請求が14件・・・・・・情けない・・・・・一部上場会社の名が廃る。
広告主の信頼を踏みにじる行為は大手といえど甘く見ると命取りにもなりかねません。
広告制作には電通さんの下にも仲介業者が沢山いて 実際の広告依頼主が支払う金額と
実際の広告制作者に届く金額には大きな差額があると聞きます。
広告の世界も建築業界と同様に多重下請けの仕組みが出来上がり 利益の搾取があるとの
事ですが 何とかこの悪習がなくなってほしいものです。
群馬県の最高学府による最高の医療機関機関であるべき群大病院が 医師が行った医療行為
の適否だけでなく 病院組織自体の過失責任を認めたようです。
「難しい手術大好き・学会発表大好き」 の一部の医師グループが 自らの目的達成のため
「医療発展のためには多少の犠牲はあってもいい」 と本気で考え 患者の連続死を顧みず
突き進み 病院組織そのものが阿吽の呼吸で黙認し続けたようです。
医療の本質を見失い 病院の格付けアップをひたすら望む流れは 10月13日から放送開始
となるテレビドラマ 「ドクターX」 の問題指摘そのものです。
過去の医療事故では 医師の医療行為を不適切として補償するのが一般的で 病院組織自体
が過失責任を認めることは極めて珍しいことだそうです。
本気で医療の発展を目論んだ執刀医やサポートした教授は社会的制裁を受けているようですが
医療の発展と個人の生命を守る医師としての責任は線引きが難しいと思われます。
遺族側は 「難しい手術大好き・学会発表大好き」 の医師グループの本音次第では刑事告訴
などの対応を検討しているそうです。
手術に失敗しない 「大門 未知子医師」 の執刀を希望する患者さんが沢山いると思いますが
残念ながらテレビドラマの世界です。
私は病気になったら 保険適用範囲で普通の真面目そうな医師の診療を受けたいと思います。
今日の新聞で 「全棟建て替え」 となった区分所有者集会の判断結果が
公表されました。
集会には400人以上の住民が参加して 建て替えに反対したのは705戸中
2戸だけ 圧倒的多数で建て替えが決まったようです。
苦悩する施工会社に対し 早々と傾いていない棟を含む 「全棟建て替え」
を提案していた販売元の三井不動産レジデンシャル案の成立です。
当初 欠陥工事を疑うマンション管理組合の建物沈下現象指摘を東日本
大震災の影響等との返答で対応していたとのことですが 杭問題の発覚
以降 方向転換したようです。
欠陥マンション対応の事例が次々出来 これからのマンション建設工事費
に影響が出てきそうです。
2016年3月7日に紹介した熊谷組施工・住友不動産販売の欠陥マンション
は全棟建て替え。(5棟 262戸)
2016年3月28日に紹介した安藤・ハザマ建設企業体施工・三菱地所販売の
欠陥マンションは技術的問題解決により手直し工事で解決。
今回の全棟建て替え関連総費用は300億円以上とも400億円とも言われています。
今まで意識されなかった施工済み不良杭工事問題が表面化し 大事となりました。
これから多重下請け制度の仕組みをフル活用して 工事費負担の押し付けが醜く
始まります。
最終負担比率は公表されることはないと思いますが 残念ながら弱者が泣きを見る
ことで収まると思われます。
横浜傾斜マンションの全棟建て替えが決定したようです。
問題のない棟もまとめて解体建て替えなので豪勢です。
どうしてこんなことになってしまったのか?
マンション建設工事の分業化と夢のない重層下請け制度で
マンネリ化した業務の日々・・・・。
想定外の問題が発生しても発注元の逆鱗と無理難題の要求を
知っているので報告しずらい・・・。
限られた経験の中で 「この程度の問題なら何とかなりそう」
「10年後はこの会社にいないだろうから まあいいか・・・」
とダンマリを決め込む。
元請け会社の社員は重層下請け制度のぬるま湯にたっぷりつかり
「接待大好き・よいしょ大好き」 で疑うことを忘れている。
結果としてマンション工事はどんどん進み 元請け会社の厳しい
竣工検査(?)を経て完成となる。
今回の問題発覚は素人でもわかる沈下現象でしたが 見ただけでは
解らない複合問題を抱えたマンション工事もあると思います。
現状の重層下請け制度の弊害を検討改善して頂きたいものです。
今日の新聞で群大病院の2014、15年度の減収試算結果が公表されました。
減収試算を発表したのは会計検査院で内訳は次の様な内容でした。
①「特定機能病院」 の承認取り消しなどの影響で約2億4千万円
②がん診療連携拠点病院の指定が更新されなかった影響で約8千6百万円
③感染症対策等など3種類の補助金申請取り下げや見送りの影響は約7億
2千7百万円
以上合計で約10億円を超える減収予想です。
群馬県の最高学府による高度医療を提供していた病院が 一部の医師グループ
による 「難しい手術大好き・学会発表大好き」 による暴走で大きな痛手を
受けることになりました。
以前医師グループの概略処分内容を紹介しましたが 今回は病院が受けた大きな
痛手であり これからの将来を考えるととんでもない損失となったようです。
下り坂はさらに続き 15年度は臨床研修医の採用内定者が28人(募集定員59人)
だったのに対し 16年度は14人(募集定員57人)と半減 定員補充率も大幅下げ
となったようです。
下げトレンドが形成されるとしばらく続くので将来が不安になってきます。
テレビドラマ 「ドクターX」 で使えるストーリーがまた増えました。
先日 来春の収穫を目指してイチゴの株分けをしました。
1シーズンでのイチゴの増え方はネズミ算以上の増え方です。
1株の親株から3本のランナーが伸びてきて3株の子株が出来
更に3株の子株から複数のランナーが伸びてきて・・・・・。
この繰り返しで今回株分けした数は55株でした。
来春の5月には自家栽培のイチゴが沢山食べられそうです。
イチゴはスーパーで買ったほうが安いので 今まで苦労して栽培
する気にならなかったのですが 今年自分で育てたイチゴの味で
気が変わりました。
昔 子供の頃食べた露地栽培のイチゴの味を思い出しました。
懐かしい味は良いものです。
イチゴはプランター栽培でも十分楽しめます。
今年は台風が多く また次の台風が明日関東に近づくそうです。
バルコニー菜園の風対策は特に必要としない台風と思われるが
収穫を兼ねて様子を見てきました。
バルコニー東側
バルコニー西側
「落花生」 のネーミングは誰が付けたのか 的を得ています。
花の寿命は短くて 早朝に黄色の花が咲き 昼頃にはしぼんでしまいます。
花が咲いてから1週間後位に 茎から子房柄という根みたいなものが下方に
向かって伸び やがて土に突き刺さります。
土の中3~5㎝位突き刺さった後水平に曲がり やがて 「サヤ」 か出来ます。
このサヤの中で豆が育ち 「落花生」 となるそうです。
落花生は 一般に収穫後 乾燥・炒り加工してピーナツとなり ビールの良き友と
なりますが 収穫後すぐ茹でて食べることもできます。
枝豆を茹でて食べる調理法と同じです。
スーパーでは手に入りにくい 「生落花生」 も家庭菜園なら自分で栽培して
味わうことが出来ます。