今日の午後は長雨もあけ 久々の園芸日和になりました。
長雨の影響で先週植えたブロッコリー苗の2本が根腐れ病にかかり処分したり
ミニキャベツに青虫が発生したり 天候不順は野菜に悪影響を与えます。
今日は夏野菜から秋野菜への方向転換時期になります。
暑さに弱かったネギも秋を迎えるころには元気さが戻ってきます。
ネギといっても我が家のネギは100%再生ネギで種代や苗代はかかりません。
上のような流れで6プランター Max72本のネギを栽培しています。
育てたネギは家族からオーダーがあると私が収穫していましたが もっと簡単に
誰でもほしいときにタイムリーに収穫できるように一部場所を変えました。
ハサミをもって 「窓を開けたら新鮮野菜」 方式・・・・居間の掃き出し窓前
犬小屋の上に古い机を寄せ プランター台にした特設ネギ栽培場所です。
窓先で3プランター Max36本のネギが収穫用に待機しています。
これで雨が降っても傘をさすことなく ほしいときにはすぐネギが手に入ります。
野菜栽培は工夫次第で何とかなるものです。
最近の天候不順でスーパーで売っている野菜が高値状態だそうです。
家庭菜園を楽しんでいるものとしては少し節約効果があるので励みになります。
国指定遺跡 見沼通船堀には関連施設として鈴木家住宅も含まれていますが
一般公開されているのは鈴木家住宅附属建物だけです。
鈴木家住宅の東側通路から附属建物へ行けるようになっています。
芝川・見沼通船堀・見沼代用水を利用していろいろな物が運ばれました。
江戸に運ばれた物
米・大麦・野菜・薪・木材・竹材・漬物・樽柿・味噌・酒・・・・・・・・等
江戸から運ばれてきた物
大豆粕・菜種粕・肥料・塩・魚類・南京豆・醤油・菓子・荒物・・・・・・等
物の差配は6ケ所の通船会所(現在の表現なら出張所)で行われたそうです。
川口宿・八丁堤・新染谷村・北袋村・上瓦葺村・上平野村の6ケ所。 現在の
地名からもおおよその場所が推定できます。
荷物の積み下ろしは 川口宿から芝川、東西両代用水路沿いに59ケ所設あり
広範囲の物流システムが構築されたようです。
目の前の施設を見ながら 江戸時代の世界が想像できることは楽しいものです。
千葉市と市観光協会で取り組んでいるレンタサイクル事業がうまくいっていないようです。
利用者の良心を前提とし 使いやすさを第一にした仕組みはうまく機能しなかったそうです。
人の性善説がまたもや崩された感じで変に納得できます。
残念ながら私も身近にも自転車の盗難や放置を年に数回見たり聞いたりします。
私の何時もの散歩コースにも壊れたバイク1台・自転車1台・そして見沼用水に投げ込まれた
まだ新しそうな自転車が1台あります。
酒に酔った人が駅前の放置自転車をチョイ借りしたり 分別の足りない若者が 「そこに
自転車があったから使った」等・・・・・・・当然のように目的地付近で放置されます。
中にはわざわざ 重い思いをして自転車を持ち上げ フェンス越しに見沼用水に投げ込む
人までいる不可思議・・・・・・・・・・・・・・とても人間の性善説は信じられません。
さいたま市でも岩槻区でレンタサイクル事業がスタートしており 比較してみました。
さいたま市 千葉市
レンタサイクル15台・・・・・・・・・・・・100台
利用料金は有料・・・・・・・・・・・・・・無料
デポジット方式1000円・・・・・・・・・100円
本人確認あり・・・・・・・・・・・・・・・・・・本人確認なし
営業時間AM9:00~PM5:00・・・・・・・24H
利用会員登録あり・・・・・・・・・・・・・・・なし
貸出・返却場所一か所・・・・・・・・・・・複数か所
自転車にレンタル表示・・・・・・・・・・・スポンサー広告あり
その他のルールが共にまだあります。
さいたま市のルールは細かく決められていて おおむね問題は少ないようです。
千葉市の場合ルールが緩やかなため 乗り捨てがどんどん増え 7月には回収した
自転車111台 終日行方不明だった自転車1日平均36.3台だそうです。
運営が千葉市と市観光協会のためビジネス感覚が足らず 残念ながら 「武士商法」
だったようです。・・・・・・・・民間の知恵と活力が必要!・・・・・・・
私はレンタサイクルは今の時代にあっており これからも大いに期待出来ると思います。
身近な見沼たんぼでも見沼用水沿いにサイクリングロード状の道路があり 大宮公園駅
に北のサイクルポート 東浦和駅に南のサイクルポートを設け 両ポート乗り捨て自由に
すれば利便性が高まります。
大型箱物に膨大な予算をかければ将来ずーと古くなった箱物の維持費がかかり続けます。
大型箱物を少し小さくすれば 見沼たんぼレンタサイクルの仕組みは出来上がります。
市は予算の配分に工夫努力し 実務は民間の知恵と活力を利用することが大事です。
千葉市の 「武士商法」 を反面教師としていい仕組みがほしいものです。
自然豊かな見沼たんぼを感じながら軽く汗を流す・・・そんなスローライフが大切です。
最近駅前道路沿いの店舗が建て替えらしく解体工事が行われました。
鉄骨造3階建て 1階が店舗 2・3階は住まいの様でした。
築年数は30年は十分経っているような外観の劣化が感じられました。
建物周囲に単管足場を組み立て始めたので 解体工事と思われましたが
特に解体業者の看板もの無く お知らせ看板もありませんでした。
築30年以上・鉄骨造・1階が店舗・用途地域は当初から近隣商業地域
となると耐火構造・・・・・・・・・・・・耐火に石綿吹付では?
間もなく解体工事が始まりましたが 厚手の遮音シートで囲まれ 解体中
の鉄骨構造の様子は見ることが出来ませんでした。
今年の6月から 石綿の飛散防止の強化を目的とした改正大気汚染防止法
が施行されましたが 部外者には何も変わらないように思えます。
大規模な解体工事なら それなりの業者が決められた手続きを踏んで工事
を進めると思いますが 小規模の解体工事は短期間で終わってしまいます。
解体工事中 ガードマンの常駐と車両の道路使用許可は手続きをしている
様ですが 石綿については何もわかりません。
我が身を守るには 「古そうな建物が解体されているときは近づかない」
がお勧めです。
今日もいつものように犬にせがまれ早朝散歩に行ってきました。
散歩コースは犬の気分を尊重して決めていますが 毎朝新たな
小さな発見があり 楽しいものです。
今日は神明橋を渡ると北コースとなり 見沼用水沿いに北上です。
この公園内の林もだんだん大きく育ち いい雰囲気になってきました。
今は下草が生い茂っているので中には入りませんが冬は散歩コース
になります。
林にはいろいろな鳥たちがいろいろな木の実を運んでくるのでめずらしい
木の芽を発見します。
ナンテン・万両・サンショウ・八つ手・カエデ・・・・・・・・
新顔の新芽を見つけると何だかうれしくなります。
この公園内には 「山田の案山子像」「ハーブ園」「政を行う島」等
いろいろな施設があり 大きさの割に盛りだくさんです。
今年も早朝から補虫アミを持った昆虫探しの家族が散見されました。
昆虫の数よりも人間の方が多そうで絶滅が心配です。
木曽呂の富士塚は国指定重要民俗文化財であり 2006年(平成18年)には
皇太子がこの富士塚を視察しています。
場所は見沼通船堀東縁を東に進むと見沼用水東縁に突き当たります。
その突き当り正面を見上げると木々がこんもりした中に富士塚があります。
見沼たんぼ地図最南端 八丁堤に沿って右に目を移せば富士塚付近となります。
白い部分が昔海水が入り込んでいたと思われるところ 黒い部分は元々の高台
八丁堤が書き込まれているので位置関係がわかると思います。
(見沼たんぼ脇には約8000年前頃の馬場小室山遺跡もあります!)
富士塚は盛り土で造ってありますが元々の自然の地形をうまく利用しています。
そのため富士塚の東側 高台住宅地から登れば近道になります。
富士塚は高さ5.4m 直径20mで埼玉県内では最古の富士塚です。
1800年(寛政12年)信者である蓮見さんの発願で造られたそうです。
昔は富士登山は誰でも経験できるものではなく 富士を崇める人たちにとって
夢の又夢だったと思われます。
その夢をかなえるため 「せめてミニチュア富士で富士登山のイメージ体験を
させてあげたい」 との思いが富士塚です。
私は約15年前 家族4人で富士登山を経験しました。
当時 子供たちは小学生低学年だったので事前歩行訓練をして登山に臨みました。
時々 テレビで富士山の姿が放映されると当時のことを鮮明に思い出します。
「富士山は見る山 登る山ではない」 という人もいますが登っていて良かった
とつくづく思います。
登れる時がチャンスです。
十分な時間があっても 登る体力がなくなれば富士登山は非常に困難です。
昨日紹介した見沼通船堀閘門開閉実演を見学される方に 隣接する竹林見学を
お勧めしましたが 時間がある方には更にお勧めしたい所を紹介します。
先ずは鈴木家
公開されているのは鈴木家の附属建物(蔵)で公道に面している母屋は現在も人が
住んでいるので非公開になっています。
あいにく蔵の公開日は土・日曜日だけだと思われますから 下見程度で後日再訪
をお勧めします。
鈴木家は徳川幕府より見沼開発担当として任命された井沢さんと当初より見沼干拓
事業に携わりました。
その実績を認められたためでしょうが 見沼通船堀が完成すると鈴木家と共に功績
のあった高田家 両家に見沼通船差配役のお墨付きがでました。
利権を手に入れた鈴木家の繁栄は十分予想できます。
ちょんまげ姿の武士や船の綱引き職人がこの通船堀で働いていたことを想像すると
江戸時代が身近に感じられます。
次に木曽呂の富士塚
見沼通船堀の東方 見沼用水東縁の隣にあります。
詳しくは後日紹介します。
8月27日(水) 見沼通船堀東縁 一の関・二の関において閘門開閉実演
が行われる予定です。(AM10:00~ ・ PM13:00~ の2回)
場所は見沼たんぼ地図の最南端 旧八丁堤(約900m)に沿って東西に
掘られた用水です。
見沼通船堀は芝川を中央にして見沼用水東縁・見沼用水西縁とそれぞれ接続
されています。
見沼通船堀は国指定史跡であり 閘門開閉式により見沼用水と芝川との水位
差約3mを関を設けて船を通せるように工夫された水路です。
パナマ運河みたいに 入口と出口の水位差を克服して船を通す仕組みが江戸
時代にあったことは素晴らしい土木技術です。
去年の閘門開閉実演の時に撮った通船堀の様子。 見学者も大勢いました。
実演は見沼通船堀東縁で行われます。
見沼通船堀西縁の東浦和駅よりには竹林があり 遊歩道デッキを歩くのも
お勧めコースです。
見沼たんぼには花栽培している畑や花の咲く木が沢山植えられています。
季節の流れに沿って順々に咲くさまはまるで花カレンダーのようです。
8月は比較的花の少ない季節ですが真夏の太陽に負けず咲く花もあります。
ピンク色や白色が鮮やかな百日紅の花です。
普段の季節は目立たない木ですが満開の姿は思わず見上げてしまいます。
百日紅は植木として栽培されているようで切り花としては利用していません。
おかげで約一か月いろいろな場所で百日紅の花を見ることが出来ます。
見沼たんぼを見ながら約20年暮らしてきましたが住みやすいところです。
これからもこの見沼たんぼが保護され続けることを望んでいます。
昨日 完熟したものからブドウの収穫を始めてみました。
今年は色付き始めたものから順に袋かけを始めたのでスズメ等の
鳥害はなく まずまずの仕上がりです。
今年も下向きで作業しやすいブドウの房は種無し処理をしてあります。
我が家の娘たちが 「ブドウに種があると食べずらい」 との理由で5年
位前から半分位の房を種無し処理しています。
ブドウの種無し処理は誰でも比較的簡単にできます。
ジベレリンを購入して一定濃度のジベレリン水溶液を作り ブドウの房を
その水溶液に2回浸すだけです。
一回目はブドウの花が散り始め果実の小さな形が出来た頃 ブドウの房が
入りきる容器に入れた水溶液に水没させる。
二回目はブドウの花が散って果実が小粒ながらブドウの房状になった頃に
前回と同じ水溶液を作り 房全体を水没させます。
ブドウ房の水没は数秒で済みます。
この簡単な作業でブドウの種無し化はほとんど失敗なく出来上がります。
園芸はいろいろなことに挑戦できる楽しい趣味の世界です。