「お金がなくても家賃収入が保証され 自分の不動産が手にできる!」
そんな甘いうたい文句に誘われて 多くの普通の会社員が不動産投資に
手を出したそうです。
数年後の結果は 保障されたはずの家賃が滞り 空き部屋と多額の借金で
苦しんでいるそうです。
女性専用シェアハウス 「かぼちゃの馬車」 が新聞で話題となっています。
早速 運営会社をインターネットで調べてみると「(株)スマートデイズ」
設立日 平成24年8月2日
資本金 約21億(資本準備金含む)
従業員数 125名(2017年10月1日現在・子会社含む)
「かぼちゃのの馬車」に関する広告記事は多数あり 広告宣伝費にはだいぶ
お金をかけているようです。
ただ会社概要等はごく簡単に案内しているだけで 詳細な仕組みはほとんど
明らかになっていません。
どうしてこんな甘い話に乗って 1億円前後も借金してて不動産事業に参入
したのか 理解できません。
不動産の知識もないのに 土地の購入・物件の建設・入居者募集・物件管理
を全部他人任せで運営できると思う・・・・・・・・・理解できません?
営業担当者の 「やる気・能力・しつこさ」 が勝ったということに尽きます。
土地の購入や建設工事を請け負えば その手数料や工事利益で 家賃保証の
5~6年分は簡単に予算化できます。
新築なので 運が良ければしばらくは家賃を下げなくとも入居者が入るかも
しれません。
いずれにせよ 実態を知らない家主は何も解らないので 報告内容は家主の
喜ぶ報告をしていればよいことになります。
過去 節税目的の賃貸物件でも 家賃保証やサブリースで多くの問題事例が
発生しましたが 家主が比較的裕福な農家や大地主だったので 何とか耐える
ことが出来ましたが 今回はどうなるのか・・・・・・・?
今回の新聞記事で新規家主の勧誘が難しくなり 家賃保障の原資確保が増々
難しくなりそうです。