最近は日本郵政グループによる高齢者を食い物にする不正実態が明らかになり
高級官僚が誘導する事業は世間から疑いの目で見られることが多くなりました。
私も長年郵便局を利用していますが いまだに公務員による仕事とのイメージが
強く 「郵便局員は庶民の味方」 と思ってしまいます。
民間なら 「社員は悪くありません! 悪いのは会社・・・・・?」 となりますが
高級官僚指導会社の場合 「社員が悪い! 経営陣は騙された!」 となります。
今日の毎日新聞で 大阪病院の不正問題が大きく取り上げられています。
大阪病院は建物の外観も見栄えがよく 「ドクターX」 番組に登場しても見劣りせず
そのまま番組収録が出来そうです。
病床数は565床 医療従事者総数は915名 医師数は188名
1日あたり外来患者数は約1100名 入院患者数は約440名/日
病院名も 「地域医療機能推進機構大阪病院」 とのことなので増々テレビ番組向き
となっています。
病院長による回診行列が行われているかどうか知りませんが 「御意!」 の連呼が
有りそうなイメージを想像したくなります。
今回の問題発覚が遅れた原因は 患者さんに身寄りが無く 死因に疑問があっても
誰も問題意識を持たず 病院の意向で事務的にことが進んだことにあると思われます。
この流れは 以前紹介した 「群馬大学病院の不祥事」・・・ 担当医師の手術大好き
学会発表大好き 医療の発展のためには多少の犠牲はつきもの・・・とよく似ています。
高齢化時代 身寄りのない高齢者は増々危ない時代になります。
日頃から友人・近隣・親戚とのお付き合いを大事にしたいものです。