先日 テレビで株式会社空調服の苦境裁判事例の番組
が放送されました。
最近 小型換気ファン付きの作業服が人気商品なので
裁判事例をネットでみると連載記事がありました。
「空調服」VS「空調風神服」訴訟から考える オリジナル
商品の守り方 13回の連載
今回の裁判
被告:(株)空調服 従業員20名(令和2年3月現在)
原告:(株)サンエス 従業員420名(令和3年7月現在)
一般的に大きな会社は資金力もあり 法律の専門部門があり
裁判経験も豊富で 中小企業では対応が困難と思われます。
裁判は 意外にも(株)空調服の粘り勝ちとなりました。
今回の訴訟問題がなぜ起こったか気になり (株)サンエス
のホームページを見てみました。
(株)サンエスの経営理念
「関わりのある全ての人々との相互繁栄を期す」
<相互繁栄の心があれば製造委託会社を訴訟することはない?>
(株)サンエス 社訓
「良い品を 創意と 熱意と 人の和で」
<創意・・・・独創的な考えを持ち:裁判で勝てば正しい?>
<熱意・・・・仕事に対する情熱を持ち:勝てる戦いは戦う?>
<人の和・・・社員の総力を結集して:取引先の和は不要?>
会社は時のリーダーで経営方針が大きく変わります。
これからも競争社会で弱肉強食の戦いが続くと思われます。