最近自転車、特にロードレーサーに乗る人が増えました。
同好の志が増えることは大いに結構なのですが、ちょっと困った事も。
ツーリング志向の自転車乗りの友人から「最近名古屋市内のロードの走り方が酷い」と聞きました。
信号無視が酷い、と。
数年前までは鈴鹿のレースにも出てた人なのですが、「あんな連中が集まるところには行きたくない」とまで言ってました。
身内ともいえる自転車乗りから見てもこうなのですから、世間からはどう見られているのでしょう?
私自身の話をしますと、今は仕事や育児の関係でクラブやチームには所属していませんが、では状況が許せばどこかに入るでしょうか?
もし自分が「入れてください、教えてください」と言って参加したチームの練習で、皆が当たり前のように赤信号で突っ込んで行ったらどうするだろう?
一緒に信号無視する?自分だけ止まる?果敢に注意する???
考えすぎでしょうか?
自転車関係の法律には、おかしなところもたくさんあります。
交差点での自転車横断帯使用義務(道路交通法第六十三条の七)はその最たるもので、これを守ってたら確実に死ねます。
とは言え、「信号、一時停止義務」「飲酒、酒気帯び運転の禁止(罰則の有無は問題にしません)」「夜間の灯火義務」あたりは「守る事で自分や周囲の安全を脅かす」可能性の全く無い決まりごとです。
最低限この辺は守って走るべきではないでしょうか。
以下は提言です。
JCF加盟団体をはじめとする各種自転車レース主催者の皆様。
レースの参加資格の中に、「レース以外のあらゆる自転車使用において、信号無視、一時停止無視、飲酒および酒気帯び運転、夜間無灯火走行をしない者」と書き加えてもらえないでしょうか?
おそらくレース主催団体の目的の中には「自転車競技の振興、普及」が挙がっていると思います。
これらを野放しにすることは明らかに自転車競技のイメージを悪くします。
この一文を加えることで、「レーサーたるもの交通ルールは守るべし」という意識付けになると思うのです。
実際に罰則が適用できるかは、その先に考えればいいと思います。
あ、飲酒運転はレース中もダメですねw