ラーメンの優しい食べ歩き

ある日の想い出を書いています。

麺処 びぎ屋(春の和えめん)@学芸大学に行きました。

2016年05月06日 03時04分02秒 | ラーメン 23区
桜咲き乱れるだけが春でなく


新緑から力強い緑へと移り変わるのも春であります。



びぎ屋にて我思う。


適度な並びが私には良かったりします。



これが「春の和えめん」です。


和えめんですが、思った以上に温かいスープが張ってあります。



うず高く盛り付けた野菜の脇から見える梅カツオ(かな?)


スープに浸った野菜は少し火が通った様子です。



食材からにじみ出る旨みを活かす調味料のあんばい


薄くなく、濃いめであるのは旨みが強いから感じる味の濃さであると言いたい。



野菜の下には鶏チャーシュー


食べる前からわかる美味しいという感覚は食べることで安心へと変わります。


梅カツオを付けて食べたりと、このチャーシューだけで逸品となります。



麺は細めのストレートタイプ


麺に表情があるとすれば、しっかりとした表情をしております。


ハシ越しに感じる麺の重みはスープを絡めたことで生まれた重みです。


ひといきに啜ることで感じる美味しさは


どんなに工夫をこらしても自分を見失わないかのような


いつだって上品さが最後に顔を出す。


それが、びぎ屋クオリティなんだと思うのです。



別の器で供される生海苔のスープ


春の息吹は何も山や野原ばかりでなく、海の中でも力強く息づいているんだと


見た目にまず感じ



ヒトクチ味わうことで広がる海苔の美味しさを



麺に絡ませることで



同じ麺ですが、美味しさはまるで違う方向へと誘います。


麺を噛むほどに感じる海苔の風味が消えつつ、スープに溶け込んだ具の野菜の旨みが合わさって


甘みにも似たスープの美味しさを受け止める麺


まさに美味しさのスパイラルとなっています。


さて、麺を食べきったら



ご飯です。ミニです。



スープにINします。


ご飯の周りに先述の生海苔スープを回しかけ



食べる♪


自分にだけ聞こえる美味しい音


サラサラとかシャパシャパとか


指に付いた海苔をペロッと舐めたりとか


美味しいという感覚はヒトそれぞれですが、もし美味しさへの近道があるとすれば


そのヒトツの選タクシーは、びぎ屋というお店なんだろうって


我思うのでした。



ごちそうさまでした。


期間限定メニューなので、びぎ屋のブログで確認してください。
http://www.bigiya.com/


でもいつものメニューも美味しいです。


それでは今日も最後まで、読んでくれて、ありがとうございました。
コメント
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