ラーメンの優しい食べ歩き

ある日の想い出を書いています。

巴屋(五目ラーメン)@溝の口に行きました。

2018年01月27日 14時20分59秒 | ラーメン 神奈川県
今回は街中華というか、蕎麦中華について考えてみました。



蕎麦屋はそばが美味しい。それも自家製で打ち立てであればなおさらのこと


タネモノであれば、天ぷらを乗せる、お揚げを乗せる、カレー南蛮もよく、潔くかけ蕎麦も良いところ
一方、冷やし系では、ざる、もり、天ざる、鴨南蛮


そんな蕎麦が美味しいんだったら蕎麦を黙って食べるのが当たり前のことである。


だがちょっと待って欲しい


なぜ、蕎麦屋であるにも係わらずラーメンがあるのかということ


天ぷらそばの延長で天ぷら定食があるのとはわけが違う


蕎麦のカエシを巧みに利用したアッサリ醤油味なら一定の理解は得られるが




なんだこのラインナップ


場所がら「もやしラーメン」があることでも十分驚くのですが、


カレー、みそ、そして五目


五目と言えば、そう、街中華の定番・鉄板、デフォルトの王道かつ、お店の個性溢るる一品が逸品と花ひらくメニュー


わかった。ここは勢いで


「親父!酒はいい!五目ラーメンを持ってこい!!」


と優しい口調で注文すること数分



素晴らしいこのフォルム


ゆで卵を中心に展開する曼荼羅のような具の配置


ナルトとカマボコと伊達巻という正月未だ終わらず的な練り物三種


青菜の下に控えしピーマンと人参。隠れてない白菜と豚バラ


そして大きめのタケノコ


私はこのお店で、もりそば、カレー南蛮と食べて


良いお店だ。何よりも美味しい、優しい、温かい


「日曜は周りの会社が休みだからウチも休みなのよw」


軽く笑うおかあさんの微笑みに、あたくし土曜日ぐらいしか来られないじゃないのって心で思いつつ


土曜の楽しみは蕎麦だなって思うほど、好きになったお店



薄くない、かといって濃くもない


適度な濁りからわかる旨みは濁りの綾鷹現象


別皿のネギ


これはカレー南蛮の時と同じ


「良かったら入れてね」


という日本古来から伝わる控えめな優しさを体言化したものです。


昨今の日本では見られないと嘆く人がいるとした


それはお前自身がやっていないからだよって言ってやります。


なんてことを考えていたかは覚えていませんが




スープが美味しかったことをよく覚えています。


これは、蕎麦用のダシというよりは、ラーメン、もしくは蕎麦以外用に別に取ったダシをベースにしているのでは


と感じる美味しさ。動物系の旨みに野菜のような軽さ、魚をあまり、というかほとんど感じることがなく


グイッと飲ませる優しくも力強さを感じる美味しさです。



細めの軽い縮れあるタイプの麺です。


細めながら歯ごたえはシッカリとしていて、食べ応えは十分、そして量が多めで大盛りは要注意ですなw


もしかしてかもしれませんが、ラーメンも自家製だったりして(個人の見解でお店に確認してませんよー


スープ単体より麺と一緒に味わうことで美味しく感じるスープの旨み、


スープを纏うことで美味しさのステージが一つ上がる麺の美味しさ


これがつまり、麺とスープの相乗効果というやつなのですよ♪



ごちそうさまでした。


カレーラーメン、、、気になりますね。


それじゃ、今日も最後まで読んでくれて、ありがとうございました。See you!
コメント (2)
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泪橋(マンモスラーメン大盛り)@溝の口に行きました。

2018年01月21日 17時12分41秒 | ラーメン 神奈川県
最近、ラーメン食べてるか食べてないか


ブログ更新するか、できるか、できないかとかとか


色々人生あるってものですってことを言うことはまた別の機会にして


久しぶりの更新でございます。


はい。


今回は食べ応えと食べやすさという矛盾した美味しさについて考えてみました。



最近、オープン時の行列がスッカリ風物詩になってきた感あるお店


アレ系ですが、アレ系のフォルムを大切にしつつ、独自の発展を遂げた感がある


と思っているお店でございます。


なお、台湾ラーメンだけ食べておりません。だってきっと辛いんでしょ。ねぇ



マンモスラーメンの大盛りです。


ニンニク入れました。


最近、ニンニクは必須ピックってよりは、あるとイイよね。少しでイイかもね。


入れない日があってもイイかなって思ったりしております。


でも、このお店では入れたほうが良い気がしています。



斜めに入ると臨場感が出るんでオススメです。


で、最近スマホのカメラを使ってみたりしています。


まだ慣れてなくてちょっと斜めだなって思ったら、察してください。



ってことで、天地を返しました。


ここで大切なことは、ニンニクをいきなり混ぜないってことです。


向かって左側のチャーシューゾーンにニンニクを盛っておいて、混ぜ込まない。


しかし麺はヤサイの上に盛ってくるスタイルです。


慣れないうちはレンゲの上にニンニクを盛っておくと良いと思います。


いきなりニンニクを混ぜるとインパクトマックスになるので、徐々に混ぜこむのが美味しいかなぁって


私は思います。



シッカリとした細めのストレートタイプ


一般的にはやや太めかもしれませんが、コレ系では細めかなと


歯ごたえがシッカリしているので、スープを絡みがさほどでもなく、背脂浮かぶシッカリとした旨みの強さ


かつお節から滲み出る追いがつお的な旨みの波にも揉まれない、どこか一本芯がある上品さ


コレ系で感じる上品さ、食べやすいとさえ感じるマンモスラーメン


だから、だから大盛りにするんですって自分自身に言い聞かせておりまする。



ニンニクをシッカリ混ぜこむと、よりジャンキーにアクセントマックスにモヤシに染みたスープの旨みに


身も心も染み入るねぇって思う今日この頃


量のわりに、見た目のわりに、ニンニクのわりに、スープの旨みの強さのわりに


そう、そのわりにマンモスラーメンは食べやすいっていう評価に繋がること自体


不思議だなぁって思うのですが、このお店の客層を見ると妙に納得するわけなんですね。



スープを飲み干すかはまぁお好みで


ごちそうさまでした。


たぶん、コレ系で食べにくると、アレ?って思うかもしれませんが


それゆえに食べきった後の満足感ともたれない感覚は独特かもしれません。


それじゃ、最後まで読んでくれて、ありがとうございました。See You!
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つけめんTETSU あざみ野店(あつもり)に行きました。

2018年01月06日 21時44分03秒 | ラーメン 神奈川県
今回は店舗による味の違いについて考えてみました。



今回の「あざみ野」にあるこちらのお店です。


TETSUって聞くと


あの、濃厚で極太麺のお店だ


って思った方、それも正解


ここ「あざみ野店」は濃厚だけど、サラッとした口当たり、太麺だけど太すぎない


当初の味に比べればライトに感じる、だがしかし、食べ応え十分なつけ麺、またはまぜそば、ラーメンを食べさせてくれる


そんなお店になっております。



あつもり、大盛りです。


つけ麺の麺が温かいタイプです。


麺にカツオだしが張ってあります。


このまま食べてもラーメンとして成立、、、しそうですが、味はついてません。



つけダレはナルトが浮いてます。


刻んだネギ、角煮とメンマがつけダレに浸っていて旨みを蓄えた様子


濃厚ですが、ガチガチの強さででなくって、サラッとしていながら味わい深い



麺は太めのストレートさとナチュラルにウェーブを感じるタイプです。


しっかりとした食感、歯ごたえは適度、チュルとした滑らかさ


好きなタイプの麺です。


なので、細めとか極細のキレのあるタイプの麺が好きな方は少し苦手意識が出るのかもしれませんね。


個人的にはとても好きなタイプです。



つけダレに軽く、よりは器の底からグルンと潜らせるように食べるのがオススメかな


大盛りなんで量があるので、ヒトクチごとに軽くつけたり、しっかり絡めたりと食べ方を変えるのも良いと思います。


ごちそうさまでした。


TETSUはかなり多店舗展開していますが、安心して食べることができるお店だと思います。


機会あれば、どうぞ食べてみましょう。


それでは、最後まで読んでくれて、ありがとうございました。See you!
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ラーメン魁力屋 武蔵新城店(濃厚中華そば、餃子、ご飯)に行きました。

2018年01月04日 19時33分32秒 | ラーメン 神奈川県
今回はラーメンライスについて考えてみました。


昨今の糖質オフでは回転すしに行ってシャリを残して上だけ食べるなんていうことを聞いたり聞かなかったり


まぁ。そこまでしたいなら刺身食べなよって言いたい、っていうか、刺身食べるより寿司が安いということもビックリ


それはさておき、ラーメンとライスという炭水化物オンというシチュエーション


そんなに食べられな〜いっていう方でもこの組み合わせを知ると知らないでは人生における食という楽しみを半分失っているので


という自意識過剰をこれから書いていきます。



京都のラーメンというと「糸●るま」とか思い出す方は


それはむしろ少数派のマイノリティ


むしろ京都は日本で最も濃ぃラーメン地帯だという認識です。


(あと新潟も濃ぃ)



濃厚中華そばです。


脂多めという背徳感、おせちに飽きたらラーメンよねとばかりに脂を追加する今日この頃、皆様はいかがおすごでしょうか?



この水面、池の水、全部抜いてみたくなる衝動にかられる美味しい香りが背脂で埋まっていています。


早く味わいたい衝動を押させえつつ



卓上の無料ネギを常識的に



乗せたものがこちらになります。


入れりゃイイってもんじゃない。そんなら九条ネギ中華そばってのがあるから、そちらをオススメするとしよう。



スープに溶け込む脂とニンニクの旨みと香り


食べた瞬間に感じる美味しさ、わかりやすい美味しさ、繊細さはきっとどこかにあるんだけど


置き忘れたか、無くしたか、埋まったか、それよりも早く感じる美味しさの暴力


京都のラーメンの美味しさはとてもわかりやすくて、大好きです。
 


麺は細めのストレートタイプ、スープを絡めて脂を纏って美味しさをコーティングすると


細身の女性がスリットのキレッキレっなドレスを着ているかのような美味しさのスープを忘れかけていた


あの繊細を麺が思い出させてくれるような気がしました(たぶん気のせい)


まぁ、要するにスープ単体以上に麺と合わせると美味しくなったって言いたかったのです。



餃子だ。


あれ?今回はラーメンライスについて考えてみたはずなのですが



ライスです。ハーフサイズでなく、ノーマルサイズ


っていうか、ノーマルがかなりな量。高知の握り寿司並みに形は良いのですが、みっしりと押し詰まった質量永遠の法則とばかりに


お茶碗に盛られた丼サイズのご飯です。


この量のご飯を食べるためには、ラーメンだけでは物足りないでしょう?だから餃子も頼んだのですよ。


と、子供も騙せない文句で自分自身を騙すことができるのです。



絶景です。


感動を覚えるようなしっかりとした湾曲したご飯にピッタリの餃子が描くカーブ


どうっすか!?


はい。自分自身を騙して良かったと思えた瞬間でした。


餃子で食べるご飯、美味しゅうございます。



そしてご飯にオンする麺とネギ


京都のお寺の庭、枯山水のようなディテールにこそ映る自分自身の美味しさへの探究心


ラーメンスープを適度にご飯に染み込ませつつ、麺と共に食べるご飯にこそ、ラーメンライスの醍醐味ってのがあるのです。


太るけどね。



そうそう。タクアンがあるので、ご飯のお共に、ラーメン食べつつタクアンもありです。


最近、漬物とご飯って食べてないなぁとか思ったら、魁力屋に行けばイイ


あ、京都のラーメンにはタクアンが卓上にあることが多いと思います。



卓上の味変のアイテム


さて、これを美味しく使うとしたら



こうか!



やったぜ!


京都といえば、「ますたに」というお店を思い出す方もいるのでは、


その擬似ますたにって感じでヤンニンで辛みと酸味を演出しつつ、ニンニクというブーストでボアアップ!


その結果、あれだけのご飯を一瞬で食べきるマストアイテムのような美味しさへと誘われたのでした。


いやぁ、ご飯来た時はビックリしましたよ。ハハ



ごちそうさまでした。


ラーメンライス、毎回やろうということではなく、ラーメンがおかずになるお店でやるからこそ美味しいのです。


それじゃ、今日も最後まで、読んでくれて、ありがとうございました。See you!



コメント (4)
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