万華鏡の楽しみ ガラス色の幸せ

万華鏡の魅力、ガラス色の幸せを伝えたいと思います

ユニークな内部映像は誰の作品?

2006-05-28 22:49:43 | 万華鏡ブログ
この映像写真から誰の万華鏡だかわかりますか? というのはひとつのはっきりとした特徴があるからなのです。ミラーシステムの第3面を縦に溝が彫られた木材を使っています。中心のマンダラ映像の周りに映りこんでいるのがわかりますね。この部分がトム&キャロル・パレッティー夫妻の万華鏡に見られる特徴のひとつです。今でこそアルミニウムや銅などの金属と木を組み合わせた万華鏡が製作の中心になっていますが、最初は限定版や一点ものの木工によるユニークな手作り作品を創っていました。そんな時代を思い起こさせるような大きな木製のパーラースコープの内部映像がこの写真です。細かいメタルビーズを効果的に使うのも彼らの万華鏡の特徴で、この映像にも映りこんでいます。ビーズの流れる中にさまざまなオブジェクトが効果的に立体的に映りこんできます。独特の質感のあるオブジェクトを大変上手に、効果的に選んで使っているところに彼らのうまさをとても感じます。
この万華鏡の大きな姿を次回ご紹介したいと思います。
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ターコイズと万華鏡

2006-05-28 09:55:01 | 万華鏡ブログ
コンベンション開催地サウスウェストの地域性・特産品を意識した作品がいくつかありましたが、ヒーリーデザインズ工房からはトルコ石(ターコイズ)をふんだんに使ったジュエリー万華鏡です。オールドタウンのギャラリーや空港のショップにもトルコ石を使ったたくさんのジュエリーや飾り物など売られていました。このペンダントとブレスレットにスターリングシルバー製の万華鏡が付いています。ペンダントに付いているほうは先端部が回るタイプです。デボラ&ケヴィン・ヒーリー夫妻はともに大学でジュエリーデザインを学び、子供が生まれてからはサンタ・バーバラに工房を構え、1975年から地元のアートやクラフトの展示会などに出品しながら実績を重ねてきました。小さな万華鏡ながら本格的な造りと映像の質は、彼らが時間をかけて開発、改良を重ねてきた実力を十分に証明しています。その上に得意とするシルバー細工によるデザインの追及がこのような素敵な作品になりました。今回のコンベンションでは、万華鏡は通常のペンダントヘッドとしてのデザインのほか、いくつか組み合わせ、他のオーナメントと一緒にぶら下げてペンダントとするデザイン、チェーンや留め金から取り外せるようにしてチョーカーやブローチにしたデザイン、指輪にしたデザインなどジュエリーとしての幅を広げつつあることがよくわかりました。女性にも男性にも楽しんでいただける作品です。
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