風薫る5月になったらご紹介しようと思っていた、溝口好晴さんの万華鏡、琳派シリーズ「菖蒲」という作品です。素焼きの陶器に黒い漆と金箔を施し、菖蒲の花を描いた伝統工芸のスタイルを万華鏡に表現しています。研かれて生み出された艶のある黒と、光を抑えた金の組み合わせがとても魅力的で、現代にも通じる美しい和の表現だと思います。このタイプで椿や山吹の花を描いた作品や源氏物語の女御を描いた作品があります。
また溝口さんは、同じテーマでもさまざまな工芸の技術を尽くして、素材を変えたりスタイルを変えた万華鏡を創られ、自らの万華鏡の世界を広げていらっしゃいます。そんな溝口さんの万華鏡は、5月9日から14日まで金沢市の「ギャラリー・アルトラ」での作品展で、拝見することができます。
(電話076-231-6698)「彫刻と万華鏡」展(清水利次さんとの二人展だそうです)
また溝口さんは、同じテーマでもさまざまな工芸の技術を尽くして、素材を変えたりスタイルを変えた万華鏡を創られ、自らの万華鏡の世界を広げていらっしゃいます。そんな溝口さんの万華鏡は、5月9日から14日まで金沢市の「ギャラリー・アルトラ」での作品展で、拝見することができます。
(電話076-231-6698)「彫刻と万華鏡」展(清水利次さんとの二人展だそうです)