中里保子さんの万華鏡の中に展開する映像は、今回の個展でもいろいろなミラーシステムを取り入れ、多様な展開を見せていました。この写真は「夢」というタイトルの薄い箱型の陶器の作品のもので、とても細かい映像が印象的でした。
そしてちょっとセルを回転させるだけでこの細かい映像の色合いは、ガラッと変わるのです。
角度の狭い二等辺三角形に組んだ3ミラーシステムからは大きな中心の映像(16ポイント)とその周りに重なり合う映像が見えます。辻優子さんの陶器のデザインに使われている、赤、緑、黄色、青などの色を入れ込んだオブジェクトセルは細かい映像にこそふさわしい組み合わせ。このタイプの映像では、同系色より補色の組み合わせなど、色が違っているところが、きれいな模様になって見えるように思いました。細かいところはあくまでも細かく見えるところが美しくまた面白いのです。
そしてちょっとセルを回転させるだけでこの細かい映像の色合いは、ガラッと変わるのです。
角度の狭い二等辺三角形に組んだ3ミラーシステムからは大きな中心の映像(16ポイント)とその周りに重なり合う映像が見えます。辻優子さんの陶器のデザインに使われている、赤、緑、黄色、青などの色を入れ込んだオブジェクトセルは細かい映像にこそふさわしい組み合わせ。このタイプの映像では、同系色より補色の組み合わせなど、色が違っているところが、きれいな模様になって見えるように思いました。細かいところはあくまでも細かく見えるところが美しくまた面白いのです。