11月19日から12月4日まで、清澄庭園そばの楽庵さんで開催中の万華鏡工房みずあめや展「夢のつづき」に伺いました。 今回は小さな作品が多かったようですが、その小さな万華鏡に込められたみずあめやさんご姉妹の万華鏡に託す思いがあふれんばかりの、素敵な作品展です。
そんな中から 初めて拝見した可愛らしい主人公たちを少しご紹介したいと思います。上の写真は「雪の日(ミント)」。 ガラス胎七宝の作品です。 思わず微笑んでしまいたくなる姿だと思いませんか。
次の作品はユニークなデザインの魚が泳ぐ図。 覗くと、楽しくてカラフルな外観と同様の色模様です。
ユーモラスな「パジャパンダ」 !
色違いで同じ仲間もいる作品がいくつかあるのですが、それぞれ顔の表情や持ち物がちょっと違っていたりして、とっても楽しいです。
これらのシリーズでは、小さなワンドタイプのオイル入りオブジェクトが、映像を生み出します。 ワンドの中には小さなビーズやガラス片がテーマに合わせて入っていて、オイルのきらめきも映し出しています。たとえばこんな具合に。
小さい万華鏡なのに大きな映像が魅力です。
ひとつひとつの主人公に物語がありそうな万華鏡。 そして覗く人が重ね合わせる物語。
そんな風に万華鏡から広がる世界を想像すると、嬉しくなります。
そしてそれぞれの万華鏡に合わせた手製の巾着袋が万華鏡の醸し出す空気ごとそっと包んでくれます。
次回のテーマはノスタルジー・・・