万華鏡の楽しみ ガラス色の幸せ

万華鏡の魅力、ガラス色の幸せを伝えたいと思います

BKS万華鏡200年記念展から #4

2016-05-18 22:57:43 | 万華鏡ブログ

BKS会員の作家の中でも意外と少ないのが万華鏡の生まれた英国(正確にはスコットランドですが)で制作活動をする作家さんです。 このユニークな映像は、英国のフランク・ヒギンズさんの"St.Basil" という万華鏡から生み出されたものです。 審査員賞受賞作品です。

ステンドガラスのどっしりとした万華鏡です。
同じくヒギンズさんの"Rose Window" は、オブジェクトシリンダーがランプシェードのような形。 映像はまさにローズ・ウィンドウです。 題名から予想はしていたけれど、くっきりとした美しい映像展開に惹かれました。  
(右はデヴィッド・スーギッチさんの"California Spring" です)

同じくステンドガラスのデヴィッド・スーギッチさんは、立体的な映像表現が得意です。さきほどの"California Spring" の映像は花が咲き、蝶が飛ぶもの。 長いボディにはテイパードミラーシステムが組み込まれ、そこにいろいろな工夫をして 3次元のユニークな映像を生み出しています。

この真ん中にあるのがスーギッチさんの"Matrix Geodesic" です。 こんな映像が見えるとは!

"Nova" の映像はまた違っています。

そしてこちらも審査員賞を受賞した、山見浩司さんの"Aurora"です。 輝くステンドガラスの組み合わせとオーロラを想わせるデザインが素敵ですね。

上からのぞくと、とても繊細な映像が展開します。 美しい!です。

今日、ご紹介したのは、同じステンドガラスの作家さんの作品ですが、いろいろな表現があり、独自性を持っていて魅力的だと思いました。

 

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