万華鏡の楽しみ ガラス色の幸せ

万華鏡の魅力、ガラス色の幸せを伝えたいと思います

万華鏡に喩えられるもの

2006-09-20 21:44:54 | 万華鏡ブログ
多くの皆さんがきっと経験なさっていると思いますが、「万華鏡」という言葉をインターネットで検索して見ると私たちの探したい万華鏡以外のものがたくさん出てきます。万華鏡という言葉は、隠喩としてよく使われるということでしょうか。様々な事柄や状況が、万華鏡という言葉に喩えられるのは、万華鏡の持つ面白さ、変化の妙、精神に与える影響、神秘性などなど、一言では表現しきれない万華鏡の奥行きのある魅力によるものが大きいのでしょう。
カレイドスコープルネッサンスの先導的な役割を果たされたコージー・ベーカーさんは、1983年に万華鏡に出会い、とても感動したと同時に興味を持ちました。情報を集めるために、友人のつてで連邦議会の図書館に行き、万華鏡に関する記事や本を求めて探しました。タイトルにカレイドスコープという言葉が使われた本は18冊ありましたが、どれひとつとして万華鏡について書いた本はなかったそうです。そして自分の情熱を注いでみたい分野に本がないのは幸運だと思ったそうです。まだあまり知らない万華鏡にもかかわらず、本を書こうと思ったベーカーさんは、そこから、万華鏡やその作家、情報を求める旅を始め、作家や愛好家との出会いが新たな出会いを生み、そのネットワークがやがて大きな組織となっていったのです。「小さなかけらが組み合わさって機能し、思いがけない美しい模様となる万華鏡そのものである。」と、彼女はこの愛好家の組織、ザ・ブリュースターソサエティーをそのような言葉で表現しています。
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