万華鏡の楽しみ ガラス色の幸せ

万華鏡の魅力、ガラス色の幸せを伝えたいと思います

小嶌淳さん・喜多里加さんの万華鏡展

2019-07-03 10:12:25 | 万華鏡ブログ

2019年7月2日から11日まで(8日休廊)銀座のギャルリー・ヴィヴァンさんで開催中の、「小嶌淳&喜多里加 万華鏡展」に伺いました。
素晴らしい作品が並んでいますが、トップにご紹介したのは「グリモワール」です。2017年の京都での万華鏡世界大会で初めて発表した作品です。小嶌さんの好きな謎めいた世界が演出されています。

ターンテーブルに載ったオブジェクトを映し出す万華鏡です。

喜多さんの創る陶器の筒はどれも個性的で存在感がありますね。

左は持ち上げて、先端のノブを回しながら、上から覗いて楽しみます。 縦置きの作品にはご覧のようにアイホールの埃を防ぐ蓋が付いています。3ミラーシステムの4ポイントの映像の繰り返しがきれいですね。

右側の作品はやはり持ち上げて覗き、筒全体を回して楽しみます。こちらは2ミラー4ポイントの映像です。第三面にダイクロイックガラスを使い、オブジェクトの色を映してオーラのような輝きを演出します。

こちらはワンドを交換して楽しむ作品です。少なめにオイルをいれたものやドライワンド、それぞれにユニークな映像が展開します。

ボディーを持ち上げて中のターンテーブルを交換できる瓶型の作品です。スイッチを入れるとターンテーブルが回り、照明が尽きます。

こちらはお洒落なスタンドのついた作品。 アイホールが2か所あり、二つのミラーシステムを組み込んでいます。

先端のノブを回して映像の変化を楽しみます。こんなに違う映像が楽しめてしまいます。

ご紹介したのはほんの一部、しかも一瞬の映像です。目の前を展開するその変化こそが素晴らしく、オイルの中をオブジェクトが流れるスピードも映像の自然な変化を生み出して、その世界に引き込まれる感じがします。 どの作品も見ごたえがあり、随所に作家さんのこだわりがありました。

手持ち型のアルケミストシリーズは、筒のデザイン、中のミラーシステムなど多種多彩な品ぞろえでした。 これはお気に入りのひとつ。

 それぞれの万華鏡がどれも覗いてもらうのを待っています。ぜひ足を運んでみていただきたいです。

 

 

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