
温泉で有名な大分県湯布院で昨年11月から開催中の「華麗なる万華鏡の祭典」に行ってまいりました。ギャルリー・ヴィヴァンさんの主催によるもので、海外と日本の作家さんによる大型の作品が展示され、見ごたえのある万華鏡展です。大きな作品には、それなりの迫力や大きな映像展開がありとても面白いのですが、実物を覗く機会はなかなかないものです。今回3ヶ月近くにわたっての万華鏡展であり、多くの観光客の訪れる湯布院ですので、たくさんの方に楽しんでいただけるのではないでしょうか。多くの万華鏡展を主催なさっているヴィヴァンさんならではの見やすい展示方法が工夫されていました。1月27日まで湯布院バザール2階のギャラリーで開催中です。
この写真の作品はスー・ロスさんの「パーラーレディー」という万華鏡です。女性らしく、装飾の多い彼女の万華鏡は独自の世界を展開しますが、この作品の特徴はリボン刺しゅうです。スー・ロスさんが自ら刺しゅうをして本体を飾り、オブジェクトのホイールはリボンやガラス細工で飾りました。スー・ロスさんは最近では万華鏡製作をなさっていらっしゃらないので、貴重な作品を見ることができました。
この写真の作品はスー・ロスさんの「パーラーレディー」という万華鏡です。女性らしく、装飾の多い彼女の万華鏡は独自の世界を展開しますが、この作品の特徴はリボン刺しゅうです。スー・ロスさんが自ら刺しゅうをして本体を飾り、オブジェクトのホイールはリボンやガラス細工で飾りました。スー・ロスさんは最近では万華鏡製作をなさっていらっしゃらないので、貴重な作品を見ることができました。
このところずっと健康上の問題から手の具合が悪くてもう万華鏡は創れないと一旦は引退宣言があり、寂しさを感じていましたが、やはり万華鏡を創る喜びが痛みを超えて彼女の情熱をかきたてるのでしょう。幸せな生活を送るには、やっぱり好きなことをやること、つまり万華鏡を創ることだと思ったそうです。
万華鏡のちからはすごいですね。