
前回ご紹介の佐藤元洋さんの作品の内部映像です。3ミラーと2ミラーがありますが、今回は3ミラーのもの。この写真ではトリミングしているために少しずれていますが、万華鏡を覗くと真正面に7ポイントの大きな映像があり、その周りにたくさんの繰り返しの映像が見えています。
「これがその映像展開の雰囲気です」とはとても言い切れないほど、多様な形模様、色合いを見せるので、写真を選ぶのに非常に困りました。とても1本の万華鏡とは考えられないくらいです。
スリガラスを通して外から見るオブジェクトは結構カラフルで赤、ピンク、黄色、オレンジ、ブルー、グリーン、パープルなどで、透明感のあるものばかりです。それらが重なって違う色にもなって映りこむのですね。
ガラスオブジェクトの形状も面白くて、いつまで覗いていても飽きないどころか、もっと綺麗なものが見えそうで、目が離せない万華鏡です。
オイルセルとの決定的な違いは、ドライのオブジェクトは筒を回してもいつも下のほうにまとまっていることです。ミラーシステムの開口部は筒の回転でいろいろな向きになりますが、どのあたりにオブジェクトが来るかで、映像に空間ができるときと、全面が色で埋まるときがあり、それもまた、多様な変化につながります。そんな面白さを十分に考慮して、オブジェクトの大きさや形状を決めているのです。
「これがその映像展開の雰囲気です」とはとても言い切れないほど、多様な形模様、色合いを見せるので、写真を選ぶのに非常に困りました。とても1本の万華鏡とは考えられないくらいです。
スリガラスを通して外から見るオブジェクトは結構カラフルで赤、ピンク、黄色、オレンジ、ブルー、グリーン、パープルなどで、透明感のあるものばかりです。それらが重なって違う色にもなって映りこむのですね。
ガラスオブジェクトの形状も面白くて、いつまで覗いていても飽きないどころか、もっと綺麗なものが見えそうで、目が離せない万華鏡です。
オイルセルとの決定的な違いは、ドライのオブジェクトは筒を回してもいつも下のほうにまとまっていることです。ミラーシステムの開口部は筒の回転でいろいろな向きになりますが、どのあたりにオブジェクトが来るかで、映像に空間ができるときと、全面が色で埋まるときがあり、それもまた、多様な変化につながります。そんな面白さを十分に考慮して、オブジェクトの大きさや形状を決めているのです。
確かに派手ではないけれど色合いがすごくオリエンタル。
これは一例に過ぎなくてどの色合いを出すのか迷ったくらいと書いてらっしゃったからますます現物が見たいです。
『赤、ピンク、黄色、オレンジ、ブルー、グリーン、パープルなどで、透明感のあるものばかりです。それらが重なって違う色にもなって映りこむ』
これはこの間当人がそれに近い事をおっしゃってました。
あたしは元先生のオイルタイプのセルの丸い部分がすごく好きで何色も持っているのですがドライは持ってないんです。
でもドライの万華鏡も個展で覗かせて貰ったんですが確かにこの写真を見る限りではまるで違う作家さんみたいです。
これからいい意味でどんな化け方をして下さるのかとっても楽しみにしてる作家さんです(笑)