
「和の万華鏡展」で小さめながら華やかな外観が目を惹く作品でした。このブログでは初登場の井野文絵さんの万華鏡です。漆、金箔、蒔絵、漆絵という技法を使い、美しい筒に描かれた蝶やどんぐりや草花の絵付けのデザインが素晴らしいと思いました。照木さんのご紹介によりますと、磁器の上絵付けの専門家としての経歴があり、2003年から溝口好晴さんのもとで万華鏡の製作を学ばれたそうで、その技術とセンスを活かした愛らしい作品を数多く作っていらっしゃいます。全体のきれいなまとめ方は溝口さんの作品に通じるものがあります。
ガラスオブジェクトが映し出す内部の映像にも独特の色のセンスで深みと味わいがあります。日本の作家さんの万華鏡は特に微妙な陰影の生み出す深みに特色があると思いますが、ガラスオブジェクトの選び方、組み合わせ方でこれほど個性が出るものかといつも驚かされます。井野さんの作品は、外側の華やかさに味わいを加えるような落ち着いた色合いとバランスで、2ミラーの華を表現しています。
ガラスオブジェクトが映し出す内部の映像にも独特の色のセンスで深みと味わいがあります。日本の作家さんの万華鏡は特に微妙な陰影の生み出す深みに特色があると思いますが、ガラスオブジェクトの選び方、組み合わせ方でこれほど個性が出るものかといつも驚かされます。井野さんの作品は、外側の華やかさに味わいを加えるような落ち着いた色合いとバランスで、2ミラーの華を表現しています。
気に入った万華鏡との出会いは、そのときの自分の気持ちと共に、ずっと印象に残りますね。紫陽花の万華鏡きっと素敵ですね。
あの色合いを万華鏡に表現したら素敵だろうなと思っていました。
井野さんの作品はあまり存じ上げなかったので、今回いくつか見ることができて、とても良かったと思っています。
万華鏡を楽しむ気持ちの余裕がありませんでした。
昨日、久しぶりに万華鏡展に出かけ
心惹かれる1本の万華鏡に出会いました。
青紫の紫陽花の絵が描かれている井野さんの万華鏡。
私は自分でも万華鏡を作っていますが
この万華鏡はぜひ欲しい!と思いました。
繊細なオブジェクトのドライタイプ。
今、私の手の中でくるくると回っています。