
これはキャンディーケインというステンドガラス製の万華鏡です。ザ・シーパロット工房のボブ・リオの作品で、見るからに甘いイメージの可愛らしい万華鏡ですが、名前の由来は違います。アクセントについている2本のガラス棒がクリスマスの飾りなどに使われる赤と白をねじったステッキの形の飴「キャンディーケイン」をイメージしているのでこの名前がつきました。本体のガラスに5色のヴァリエーションがあり、それぞれにあった5種類のオイルセルがついています。(この写真はラヴェンダーカラーです。) このオイルセルは大きくて奥行きがある分、オブジェクトの映りこみ方も多様な表情があります。正三角形に組んだスリーミラーシステムで、鏡の組み方もきちんとしており、オイルのゆらめきときらめきとともに映像が明るくきれいに見えます。オイル入りオブジェクトセルの形状デザインは彼らのトレードマークといえるでしょう。オブジェクトには透明感のあるもの、立体感のあるもの、反射するもの、細長いもの、細かいものなどバランスよく使われています。外のデザインも、アクセントのダイクロイックガラスの飾りが可愛らしく、またポイントをあしらった銅色の装飾はんだが良い雰囲気を演出しています。掌に載せてちょうど良い大きさです。いろいろなカラーがあると選ぶのに迷うのが難点でしょうか。
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