時遊人~La liberte de l'esprit~

優游涵泳 不羈奔放 by椋柊

アデル/ファラオと復活の秘薬 65

2010-07-13 | 映画
1911年
インカ帝国の生き残りの謎を解明するために
ペルーに向かうはずだったアデル・ブラン=セックは
取材を半ば放棄し
不慮の事故で死に瀕している妹アガットを救うために
‘復活の秘薬’を求め
只今
砂漠を横断中

灼熱の砂漠を越え
ラムセス2世に仕えたミイラを発見した
盗賊やマッドサイエンティスト・デュールヴーの襲撃を逃れ
ミイラ獲得に成功!



一方パリでは
メナール教授と助手のズボロフスキは
博物館に展示されていた
1億3500万年前の卵の化石が割れているのを発見
巷を騒がせている怪鳥は
ジュラ紀に絶滅した翼竜プテロダクティルスだった

プテロダクティルを甦らせた張本人は
蘇生を法を試していた
ジュラ紀の専門家エスペランデュー教授

政府は彼を逮捕
アフリカに遠征していた著名なハンター
サン=ユベールを呼び戻し
翼竜掃討作戦を開始した



エジプトから帰還したアデルは
ミイラの蘇生を依頼するはずのエスペランデューが逮捕され
死刑を宣告されたと知り驚く
エジプト王家に伝わる‘復活の秘薬’を手に入れるためには
ミイラとなった医師を生き返らせなければならない!
そのためには
エスペランデュー教授の力が必要なのに…

翼竜プテロダクティルスにまたがったアデルは
ギロチン台で死を待つだけのエスペランデューを無事奪還!
そして
ミイラの蘇生に成功した!



ところが

ファラオの医師だと思われたミイラは
物理学者だという…

一度は落胆したアデルだが
ルーブルに眠るミイラの中には
ラムセス2世と従者である医師もいるはず!

アガットを連れ
一路
ルーブル美術館へ急ぐアデルとミイラ

20世紀に蘇る
ファラオの秘薬が奇跡を起こす!?



アドベンチャーかと思いきや
翼竜に乗って空飛んじゃう辺りは
ファンタジー?
アデルのコスプレショーはあるし
コメディーかこれは?

オリジナルは
フランスの国民的人気コミック
「アデル・ブラン=セック」シリーズだそうです

ど~りで
色んなモノがテンコ盛りだわ…



ナイルはどっちだ?
エジプトにかえるべぇ~


復活したミイラ達が
ルーヴル美術館の中庭にある
カルーゼル凱旋門を通り
シャンゼリゼ大通方向へ去っていく

その先に見えるのは
エトワール凱旋門

パリ市内は
それ自体が歴史遺産であり美術品
作り物モノのセットでは
太刀打ちできまへん
リアルで重厚なルーブル美術館や
古い建造物を眺めるだけでも
目の保養にはなるかも…


         

インディ・ジョーンズとかハムナプトラ系の
アドベンチャーを期待してたので
個人的には
テンション下がりまくりました

フランス映画だと
アクションもこの規模がマックスみたいです
「Le Premier Cercle」もそうだったし…