(株)カプロラクタム-blog

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餅つき

2005年12月15日 | Weblog
学校で、臼と杵を使って餅つきをしました。

日本の伝統行事に触れるという目的です。確かに、正月には餅をしこたま食べるわけですが、自分の家でついているという所は今やほとんどないでしょう。あったとしても機械でつくぐらいだと思います。
僕は餅が大好きで、昔は正月や誕生日などに餅つき機を出し、ついて食べていた記憶がありますが、今は近所に餅屋があるため、つきたての柔らかい餅が手に入るようになり、家でつく風習はなくなってしまいました。余談ですが、我が家では正月を問わず年中コンスタントに雑煮やら焼餅やらを食べているのですけど、普通の家では正月ぐらいしか食べないと聞いて驚いたことがありました。本当の所はどうなのですかね。

そんなわけで、教師自身も始めての餅つき体験となるこの行事。杵は生徒でも持てるように軽めのものを使う事にしました。そのため、予め機械でほとんどついておくことにし、生徒はほぼ出来上がった餅を遊びでつくぐらいの段取りでいました。我々は朝の会があるため準備はフリーの先生にお任せし、いざ一同家庭科室へ。
臼にかぶせてあったタオルを取ると・・・

原型を100%留めている餅米
血走る教師達
大人用の杵を持ち出し、子どもそっちのけでつき始めました。
実は前日に少しトラブルがあって、学部の行事なのに家庭科室が取れておらず、高等部とダブルブッキングしていたのです。午前中かけてゆっくりやるつもりでしたが、この件で早く高等部へ開け渡さなければいけなくなっていて、打ち合わせで可能な限り時間の節約をしようと話し合っていたのです。それが肝心のフリーの先生に伝わっておらず、準備段階で意識のズレが起きてしまっていたというワケがありました。

速攻で「餅」にした後、生徒全員で全員10回ずつつき、さらに「教師のデモンストレーション」という名目で仕上げて何とか時間内に収まりました。間違いなく明日は筋肉痛になることでしょう。全く波乱万丈な行事でした。

・・・この餅つきの責任者は僕だったわけですが。