今週、机上に市教委から個人情報に関する文書が置いてありました。
近年多発する個人情報データの流出事件を受けての、市からの緊急メールでした。
ウィニーの使用禁止など、妥当だと思える項目もありましたが、全般的にどうも学校現場の現状を全く考えていないように感じられました。
個人情報を個人のパソコンに保存してはダメ。これはこの御時世ですから分かります。
しかし、個人所有の外部記憶メディアへの保存もダメだと言われると、じゃあ一体どうすれば良いのかという話になります。
各教師に一台ノートパソコンが支給されている学校なら、そいつに保存しておけば問題ないわけですが、この学校は文明開化が遅れているためドコ吹く風です。以前にも書いた通り、学校のパソコン2台(うち1台はサーバー)に、それぞれ自分のパソコンを繋いで仕事しているのが現状です。しかも、この前聞いた話によると、サーバーもHABやLANケーブルまでも個人所有のものだとかで、本来なら全く外部との接触をもたないパソが1台存在するだけという有様なのだとか。こんなIT事情の中で、60名以上の職員が作成する個人情報含有文書が果たして完璧に管理できるものでしょうか。当然、この市教委の文書をそのまま当てはめると、成績づけなどべらぼうに時間がかかる作業を全て学校でこなして行かなければならなくなります。先生によっては当然家庭のために学校で長く仕事をしていけない方もいるでしょう。また、多くの先生が同時にネットワークにアクセスできるほど回線も太くありません。プリンタも2台しかないため印刷待ちができるほどで、どうしてもデータを自宅へ持ち帰り、家のプリンタで印刷しなければならない状況にあるのです。僕自身も現在家で一生懸命成績をつけているわけで、データ持ち出しが禁止されると多くの先生の通常業務に多大な影響が出ることは明白です。
まあ、こうした文書は仮に事故が発生した時に「市教委としてはちゃんと対応していました」というアリバイ工作のためだけのものでしょうけど、しっかり管理して欲しいならそれなりに環境も整えてもらわないと困りますよね。
まあ、いきなり全職員にパソコンといっても、この学校の場合何千万とかかるため難しいのは事実です。しかし、せめて教員10名に1台ずつぐらいの割合では、パソコンとプリンタを設置してもらいたいものです。
これから道路工事なぞに流れる公的資金を、何とか回してもらえないでしょうかね。
近年多発する個人情報データの流出事件を受けての、市からの緊急メールでした。
ウィニーの使用禁止など、妥当だと思える項目もありましたが、全般的にどうも学校現場の現状を全く考えていないように感じられました。
個人情報を個人のパソコンに保存してはダメ。これはこの御時世ですから分かります。
しかし、個人所有の外部記憶メディアへの保存もダメだと言われると、じゃあ一体どうすれば良いのかという話になります。
各教師に一台ノートパソコンが支給されている学校なら、そいつに保存しておけば問題ないわけですが、この学校は文明開化が遅れているためドコ吹く風です。以前にも書いた通り、学校のパソコン2台(うち1台はサーバー)に、それぞれ自分のパソコンを繋いで仕事しているのが現状です。しかも、この前聞いた話によると、サーバーもHABやLANケーブルまでも個人所有のものだとかで、本来なら全く外部との接触をもたないパソが1台存在するだけという有様なのだとか。こんなIT事情の中で、60名以上の職員が作成する個人情報含有文書が果たして完璧に管理できるものでしょうか。当然、この市教委の文書をそのまま当てはめると、成績づけなどべらぼうに時間がかかる作業を全て学校でこなして行かなければならなくなります。先生によっては当然家庭のために学校で長く仕事をしていけない方もいるでしょう。また、多くの先生が同時にネットワークにアクセスできるほど回線も太くありません。プリンタも2台しかないため印刷待ちができるほどで、どうしてもデータを自宅へ持ち帰り、家のプリンタで印刷しなければならない状況にあるのです。僕自身も現在家で一生懸命成績をつけているわけで、データ持ち出しが禁止されると多くの先生の通常業務に多大な影響が出ることは明白です。
まあ、こうした文書は仮に事故が発生した時に「市教委としてはちゃんと対応していました」というアリバイ工作のためだけのものでしょうけど、しっかり管理して欲しいならそれなりに環境も整えてもらわないと困りますよね。
まあ、いきなり全職員にパソコンといっても、この学校の場合何千万とかかるため難しいのは事実です。しかし、せめて教員10名に1台ずつぐらいの割合では、パソコンとプリンタを設置してもらいたいものです。
これから道路工事なぞに流れる公的資金を、何とか回してもらえないでしょうかね。