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泳力

2009年08月03日 | 時事
【教育】スクールに通わせるか否か 「カナヅチ」増加 水泳授業二極化
泳げない子って、昔も今も一定割合いるような気もしますが・・・

確かに、自分が子どもの頃はプールはひたすら泳ぐ時間でした。確か1kmなんて検定もあったような・・・まあ、やたらと時間がかかるため、今は200mやっていれば良い方でしょう。遠泳させるよりも手っ取り早く検定ができるので、多くの学校はある程度泳げるようになったら25mや50m縛りでタイムを競うようになります。本来、小学校の水泳で速く泳ぐ必要は全くないのですがね。

ちなみに新しい学習指導要領を見てみると、水泳は「クロール・平泳ぎで続けて長く泳ぐこと」が目標になっていますが、それはあくまでも高学年の目標であり、低学年は「水泳」でなく「水遊び」と明記されています。この保護者の見たらしい活動は、確かに「水遊び」に違いありませんな(笑)
もう一つ、水泳の授業で大切なのは「安全指導」です。過去30年間の水難事故の件数は徐々に減り、現在では30年前の半分以下になっていますが、これも長い時間かけて「水に親しむ」学習を浸透させてきた結果だと言えるのではないでしょうか。

今は泳げなかったらスイミングに通えばいいので、昔に比べて環境は良い様に思いますがね。教育の問題でなく、経済的な問題で二極化しているということなのかな?