(株)カプロラクタム-blog

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2学期制

2010年04月14日 | 時事
増える2学期制、導入の公立小中が5年で倍
この辺はまだ3学期までありますが、2学期制はどうなのでしょうね。

昨年度は、春と秋の大型連休に加え台風、新型インフルエンザでの休校および学級閉鎖が続き、授業を終えるのも一苦労でした。週休2日制になり、授業日数は年間で200日ちょっととなったわけですが、昨年は初めてその大台を切りましたからね。さらに今年はもう少し減るようで、2学期の始業式が8月31日に食い込むなど、授業数確保が急務となっているわけです。
では、2学期制にすると何が変わるか。当然、始業式と終業式が1回分減るわけですから、その分授業が入れられます。単純に6時間として12時間分。去年のギリギリの時間数を見ると、これは大きな数字です。平成24年度の新学習指導要領完全施行になると、下手すると1年生でも6時間授業をしないと消化できませんから、あと2年のうちにできる対策は打っておかないといけないでしょうね。

教員側から見ても、2学期制はメリットが大きいです。普通前期、後期と分けるなら4月と10月で分かれますから、成績づけを夏休み、冬休みに行うことが可能になるというわけです。元々、「期末手当」も既に2回しかもらえませんし、今までは3学期の一番大変な成績と指導要録はボランティアだったわけです。業務の適正化にもなり、授業数も増える。良いこと尽くしですな。

う~ん、岐阜は何故このことを誰も言い出さないのだろう。