山陰の旅の最終日に、最大の贅沢をしました。
元々、今回の旅というか、自分が旅行を計画する際のコンセプトは「道中や宿には極力お金をかけず、リーズナブルに回る」にあります。だからこそ、行きは山口まで1000円になる小浜西ICまで下道で走ったわけですし、戻りに至っては一度も高速に乗りませんでした。その分、基本的に食べ物や観る方には惜しまないという方向でいつも考えています。
宿については、上記の考えの下、今までビジネスホテル+スーパー銭湯で浮いた分を豪遊する路線でいました。しかし、今回はそれを一泊二食温泉つきの宿路線に切り替えてみたのです。これは、東北や北海道で夕食を外でとろうとして失敗した経験が生かされています。つまり、「宿について歩ける範囲に、好みの飯屋があるとは限らない」と・・・特に北海道では5kmぐらい歩きましたからね(笑)酒を飲む前に一通り店を物色するべきだったと相当後悔しました。ビジネスホテルでも素泊まり4~5千円に朝食千円ぐらいはとりますし、銭湯に行けばさらにプラス、そこでさらに夕食で豪遊すると、とても1万円では収まりません。そう考えると、1泊2食温泉つきで1万円だったら十分すぎるわけですね。今回は1泊を民間宿、2泊を国民宿舎にしたため、ビールやお茶等の飲代を含めても3万円を切ることに成功しました。まあ、その分夕食で出された料理は平均的なもので、ご飯おかわり自由でお腹いっぱい食べられましたが、いつものように贅沢をしたという気分には浸れませんでした。その他の食事も、吉野家、SAのお好み焼き、出雲そば、スシローと、大したものではありませんでしたしね(笑)
そんなわけで最終日、鳥取に来たら是非食べたいと思っていた「白イカ」に狙いを定め、因幡の白兎伝説の残る白兎海岸の道の駅でコイツを注文しました。
白いか?
・・・いや、シャレでなく、出てきた瞬間、コレはいつも食べている白い色をしたイカとは全く違った食べ物であることを直感しました。海のない岐阜で食べるイカの刺身は、いくら新鮮なものでも白い色をしています。いや、東北にしろ北海道にしろ、新鮮な海産物の集まる場所で食べたイカ刺しも、普通にちゃんと白かったわけです。しかし、この「白イカ」は、箸で持つと向こう側の箸まで見えるほど透き通っているのです。また、食感もいつものイカとは全く違う、コリッとした感じが最初にあり、明らかにいつも食べている「イカ刺し」とは別次元の食べ物でした。直感通り、食べてみて自分の中の「イカ」の概念が、見事に崩れましたね。まさにゲソゲシュタルト崩壊!
ちなみに、見た目通り、この料理はイカの活け造りですから、ゲソの部分を箸でつつくとウネウネ動きますし、無理やり噛み切ろうとして足に食らいついたら、吸盤で舌を吸われました。身を食べた後は、もう一度調理場に入り、残りの部分を刺身か天ぷらか素焼きにしてくれます。欲張って「足を半分天ぷらと刺身で」なんて注文しましたが、ちゃんとやってくれました。イカとコーヒーだけで見事にお腹いっぱいになりました。
気になるお値段は、何と5千円!100グラム2千円が相場だそうです。松阪牛か!?・・・でもまあ、今後イカを食べる度にこの話を肴にできることを思えば安いものですな。何せ、日本人が一番食べる魚はイカですからね。魚じゃなイカ?どうでもいイカ。
元々、今回の旅というか、自分が旅行を計画する際のコンセプトは「道中や宿には極力お金をかけず、リーズナブルに回る」にあります。だからこそ、行きは山口まで1000円になる小浜西ICまで下道で走ったわけですし、戻りに至っては一度も高速に乗りませんでした。その分、基本的に食べ物や観る方には惜しまないという方向でいつも考えています。
宿については、上記の考えの下、今までビジネスホテル+スーパー銭湯で浮いた分を豪遊する路線でいました。しかし、今回はそれを一泊二食温泉つきの宿路線に切り替えてみたのです。これは、東北や北海道で夕食を外でとろうとして失敗した経験が生かされています。つまり、「宿について歩ける範囲に、好みの飯屋があるとは限らない」と・・・特に北海道では5kmぐらい歩きましたからね(笑)酒を飲む前に一通り店を物色するべきだったと相当後悔しました。ビジネスホテルでも素泊まり4~5千円に朝食千円ぐらいはとりますし、銭湯に行けばさらにプラス、そこでさらに夕食で豪遊すると、とても1万円では収まりません。そう考えると、1泊2食温泉つきで1万円だったら十分すぎるわけですね。今回は1泊を民間宿、2泊を国民宿舎にしたため、ビールやお茶等の飲代を含めても3万円を切ることに成功しました。まあ、その分夕食で出された料理は平均的なもので、ご飯おかわり自由でお腹いっぱい食べられましたが、いつものように贅沢をしたという気分には浸れませんでした。その他の食事も、吉野家、SAのお好み焼き、出雲そば、スシローと、大したものではありませんでしたしね(笑)
そんなわけで最終日、鳥取に来たら是非食べたいと思っていた「白イカ」に狙いを定め、因幡の白兎伝説の残る白兎海岸の道の駅でコイツを注文しました。
白いか?
・・・いや、シャレでなく、出てきた瞬間、コレはいつも食べている白い色をしたイカとは全く違った食べ物であることを直感しました。海のない岐阜で食べるイカの刺身は、いくら新鮮なものでも白い色をしています。いや、東北にしろ北海道にしろ、新鮮な海産物の集まる場所で食べたイカ刺しも、普通にちゃんと白かったわけです。しかし、この「白イカ」は、箸で持つと向こう側の箸まで見えるほど透き通っているのです。また、食感もいつものイカとは全く違う、コリッとした感じが最初にあり、明らかにいつも食べている「イカ刺し」とは別次元の食べ物でした。直感通り、食べてみて自分の中の「イカ」の概念が、見事に崩れましたね。まさに
ちなみに、見た目通り、この料理はイカの活け造りですから、ゲソの部分を箸でつつくとウネウネ動きますし、無理やり噛み切ろうとして足に食らいついたら、吸盤で舌を吸われました。身を食べた後は、もう一度調理場に入り、残りの部分を刺身か天ぷらか素焼きにしてくれます。欲張って「足を半分天ぷらと刺身で」なんて注文しましたが、ちゃんとやってくれました。イカとコーヒーだけで見事にお腹いっぱいになりました。
気になるお値段は、何と5千円!100グラム2千円が相場だそうです。松阪牛か!?・・・でもまあ、今後イカを食べる度にこの話を肴にできることを思えば安いものですな。何せ、日本人が一番食べる魚はイカですからね。魚じゃなイカ?どうでもいイカ。