(株)カプロラクタム-blog

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監視社会

2010年12月20日 | 時事
職場でアダルトサイト閲覧=昨年11月、29人処分―大阪市交通局
ココまで行くと弁解も余地もありません。しかし、職場のパソコンと言うのはしっかり監視されていると言う認識をちゃんともたないといけませんな。

企業で言えば、そんなものは10年も前からの「当たり前」でしょう。岐阜でも、今年の夏に職員用PCが配備され、秋からそれが「当たり前」になりました。何時何分にどのパソコンで何をしたと言う情報が、全て記録されるシステムです。
先月くらいに、自分の職場PCの時計が5分ほどずれていたので直したのですが、次に立ち上げるとまた5分ずれていたので不思議に思ったことがありました。しかも、調べてみると、何故か全てのパソコンが同じように5分ずれていたのです。新しいパソコンはよく強制終了が起きるので、1台のPCの時計がずれることはありえても、全てがそろってずれているというのは通常では考えられません。しかもそれを直せないということは、つまりセンターサーバーが個々のPCの動きを記録するために、時計機能まで一元管理していると言うことなのでしょう。記録をとっているのに証拠となる時間がばらばらでは意味がありませんからね。と言うことは、職場でそういう現象が見られれば、そのネットワークは監視されていると言うことなのです。

学校と言わず、社会的に大きな問題になっているのが、データ流出、ウイルス感染です。この監視システムがあれば、職場内であれば誰がいつどのようにして不具合を生じさせたかがすぐに分かるので、いい意味で捉えれば早期解決につながるのでしょうけど、こうした不祥事の取り締まりに使われるのはいい気持ちがしませんね。

このシステムの維持に使われる年間300億を、教員増などに使えないのでしょうか。