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ドラえもん-100歳

2012年09月03日 | 時事
誕生100年前の日、ドラえもんは川崎市民に
今日は2112年9月3日に誕生するドラえもんの100年前に当たる日だそうです。

丁度始業式だったので、帰りの会にこの話をし、ふと「2112年にはこの子達は107歳か・・・」と気づきました。決して生き延びられない年ではないですよね。ドラえもんが始まったのは40年以上前ですし、自分が子どもの頃にアニメを見ていた当時も「22世紀」はずっと未来のことだと思っていました。しかし、例えば「タケコプター」はあのプロペラ部分の回転による推進力で飛んでいるのではなく、反重力装置の小型化に成功したことに起因する発明であり、その原理が発見されるのは1990年代だったなどという設定があったはず(未確認)なのですが、何の進展もなく21世紀に突入してしまいました。これは、この世界がドラえもんの未来に繋がっていないことが証明されてしまったという、非常にショッキングな出来事だったわけです。・・・作品が生まれた当時から考えると、約150年後というのは完全な「未来」でしたが、こうして100年前の誕生日を迎え、カウントダウンが二桁年となってしまうと、手の届く「近未来」という印象がぬぐえず、作品の見方も変わってきてしまいます。

現状、作者が亡くなっても15年以上続いているので、このまま22世紀までドラえもんは続くことでしょう。そうなると、もはやこの作品は未来の夢のある作品ではなく、単なる現実逃避の作品と成り下がってしまうわけです。そうならないように、政府は早急に子どもの理科離れを食い止め、反重力装置やワームホールの制御等の技術開発に尽力して欲しいものです。