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踊る大捜査線 THE FINAL

2012年09月07日 | Weblog
踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望を観てきました(ネタバレあり)

2年前の前作の時は久しぶりすぎてキャラ設定と現在の顔をリンクさせるのに手間取ったので、今回は夏休み中にテレビ全編と映画を復習したりテレビのスペシャルを見たりと、準備万端で臨みました。やたらと人が多くごった返した印象の各所や、緊迫したシーンであっても全然お構いなしに飛び交う遊び心など、全編を通して「踊る」らしさが現れていた作品でした。配役の若作りというか、アラフォー男女の年齢不相応な振る舞いには正直違和感を感じましたが、これで完結だと割り切れば、それもひっくるめて「踊る」らしさだといえるでしょう。あと、映画の前にやった「THE LAST TV」ももう一度復習していたのですが、要所要所に映画のエキスが散りばめられていて、面白い演出だと思いました。特にバn・・・ゲフゴフ(笑)

このシリーズの最大の論点は、「青島と室井の約束」が果たせたかどうかにあります。青島を自由にすることにより、時には降格し、時には上に上がっていく室井。その下で、時には死にかけ、時には職を追われそうになりながら踏ん張る青島。結論から言うと、この映画のエピソードの後で約束を果たすことができる環境に立てたことが「新たなる希望」だと言うことなのでしょうが、実際には「優秀なリーダー」と「信念を持った部下」がもっと揃わないことには、組織全体を変えることは難しいでしょう。「テッペンを取ったら変えてやる」と豪語して、任せてみたらヘナチョコだったと言うのでは困ります。「コレで終わり」のようですが、できれば少しだけでも「新世界の創造」も見せて欲しかったですね。

それにしても、最近何か続々と完結していくような・・・気のせいですかね。